購入してまだ数日だが、PSVANE の300Bの素性がだんだん解ってきた。
まず、ふと気が付くと、管面にビームが当たった青い光が見える。
曙光電子の300Bでは見られなかった。
伊達に
- 高真空度を引き出す高価な真空ガスを採用
と謳っているわけではないようだ
これはご存じのように真空度が高い真空管に見られる現象で、そう言えば昔の球は、みんなこんな感じだったけど最近は余り見ないような気がする。
ただし、これには個体差があり、もう1本は若干の光っている程度。
製造工程のばらつきが大きいようだ。
音は大分落ち着いてきて、高音もずいぶん伸びるようになってきたが、以前中低音重視の感じがする。
その代わり、高音の発振気味な所はまるで感じられず、安定しているようだ。
最近は少し値上がりしているようで、ペアで16000円台になってきたようだ。
安く手に入れたいなら今のうちか、ブームが去るのを待つか(その頃には手に入らなくなるかもしれないが)だろう。