DigiFi 13号は増税前に買うべし!
これだけは言えます。
定価をみると、二つ書かれています。
~3/31 ¥4200
4/1~ ¥4320
です。
さて、どちらが付録か解らないですが、本体のアンプの方は非常にコンパクトです。スイッチが2個あり、電子ボリュームになっています。
2012年の付録時より、電解コンデンサが大きくなったとあります。
専用のケースはアルミ製で約1万円前後、アクリル板で¥2100だそうです。
DACは48KHzまでは対応しているようですが、いわゆるハイレゾ対応ではありません。
電源は、USBバスパワーで出力は10Wx2です。(USBバスパワーで20Wも取れたかな?)
とりあえず、去年製作したスキャンスピーク製の8cmフルレンジスピーカにつないでみました。
D級アンプなんて、普段真空管アンプを聴いている私からすると、全然期待していませんでした。
しかもわずか10cm四方のアンプです。10Wなのに放熱器もありません。広域の周波数をカットすると思われるフェライトコアと大きめのコンデンサが付いているだけです。
電子ボリュームは、本機単体で効くわけでは無く、Windows側の音の調整を2Stepごとに行います。
出力が最大10Wで、リニアに効いているようなので、相当絞らないと小さな部屋では困るくらいの音が鳴ります。
さて、音の方ですが、雑味の無いすっきりとした音です。低域から高域にかけて綺麗にフラットな感じがします。
日本酒で、すうっと入っていく味の控えめな高級な吟醸酒のような感じです。
残念ながら、ハイレゾ音源に対応していないため、それ以上のことは何とも言えませんが、¥4000アンプの音としては十分ではないでしょうか。
しかもバスパワーで動作するので大変便利です。
そして、よく付録で付いてくるUSB-DACのようにPCのパワーオン時にボツッとスピーカーに悪そうな音もしません。
常時、つなげておける安心感もあります。
⇒3/4修正 PC電源オン/オフ時にボツッという音はしました。コーンがかなり揺れます。ちょっと残念。
期待していませんでしたが、良い買い物だったと思います。
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