ショップ ダンケ

ドイツ雑貨「ショップ ダンケ」のオフィシャル・ブログ

岩手県立美術館と小岩井牧場

2007-06-22 10:54:39 | 小さな旅・ニッポン編

Iwatemuseum2 岩手県立美術館で、5月26日(土)~7月16日(月)まで、ピカソ展が、開催されているが、ここは、とても立派な美術館です。

美術に親しむ講演会や、ワークショップ、コンサートなどのイベントにも熱心のよう。

私が手伝いに行った最初の頃も、アートシネマとして、ピカソの映画の上映会もあった。

今週の日曜6月24日は、午後6時から、館内のレストラン「パティオ」で、「ピカソ・その美と職を堪能する トーク&ディナー」もあるそう。渋谷の名店のシェフが腕を振るってくださるそう。ピカソを知るために、スペイン料理から。「天才ピカソは、どんなもの食べてたのでしょう?」って、想像するのも楽しいわよね。お腹を満たして、絵画を堪能する。いいなあ。

Iwatemuseum3 お帰りには、ピカソ展のためのグッズも販売してますから、見て行ってくださいね。ドイツ雑貨の「ショップ ダンケ」のものも、入ってます。

また、ミュージアムショップ「ガレリーナ」 には、素敵なアートグッズが揃っている。こちらも、ぜひお立ち寄りを。

なかでも、充実した品揃えなのが、美術書である。雑貨のオンラインショップを営む私にとっても、ピクピク。「西欧のかわいいモノたち」やら「世界のミュージアムグッズ」「ロングセラーデザイン」などの本を、買い込んでしまった。この手の本は、出会ったときに買っとかないと、なかなか見つからないのです。美しいものは、眺めているだけで、ハッピーな気持ちになるもの。

実は東北が初めてのカッチイさんです。観光系の専門学校で「観光地理」を、さんざん教えてきたくせにね(笑)東北は、たくさん温泉があって、字も難しいし、学生が覚えるのに、ふうふう言う地域です。

Koiwai1_2  月曜日は、美術館が休館日だったので、一日、「小岩井農場」に遊びに行ってきました。

ちょっと高いけれど、美味しい乳製品の「小岩井」製品のふるさとデス。岩手山麓に、東西5km、南北13km、面積3000ヘクタールで、ここは、現役の農場で、観光牧場が、主体ではないのよね。農場内を見て回るバスツアーに参加したので、それがよくわかった。

酪農事業、種鶏事業、たまご事業、山林事業、緑化造園事業などを展開する総合農場なんですね。木造で、古めかしい建物も、現役で事務所として使われていたりで、牧草地と赤松林に囲まれた自然のなかに、施設があり、観光客が見ている部分は、その一部。

観光牧場になっている園内は、ファミリー向けで、ゆったりレストランや施設が散在する。こういった牧場系観光施設では、体験コースを山ほど用意したり、遊戯施設を併設したり、温泉まで掘ったりまでするところもあるが、小岩井農場は、そういうムリムリ感がない。

岩手山のなだらかな勾配を見てると、ゆったりした気分になり、過度に、遊園地的でないことが、ここには、ふさわしいと思う。せせこましいというのと対極にある。

Koiwai2 レストランのバイキングが、¥1300で、良かった。小岩井農場さんの素材を使って20種類のメニュー。凝った味付け、盛り付けじゃないのだけど、丁寧に作られてる感じ。その中に、ラム肉料理があって、ラム肉好きとしては、嬉しかった。ラムって、独特のにおいがあるけれど、柔らかくて、美味しい。都会のホテルのランチバイキングより、中身は、充実してますよ。ただ、ファミリー向けなんで食器がね。給食みたいなの。

満腹になった後で、羊館へいって、「かわいい!」って、叫ぶ私って?羊さんは、ピンクのおメメで、大人しい。たっぷりなでさせてくれて、ありがとう!

園内で売られているソフトクリームを食べるのは、ここに来るととお約束のよう。青空のもと、あっさりくどくない小岩井ソフト。堪能しました。チーズケーキは、バイキングで、食べ過ぎたので断念したのが、心残り。

お土産屋さんのコーナーは、イマイチだったかな。ディズニーランドを見習いましょうなんて、偉そうに思ったりしたけれど、ファミリーに、あそこみたいにお金を使わせなくてもいいか(笑)

出張に来ても、息抜きは、大切。盛岡手づくり村は、今回あきらめて、夕方まで、小岩井農場で、ゆっくりした。のんびり、ゆったりするって、大事なことです!