今年のラ・フォルネ・ジュルネ音楽祭は、東日本大震災後の大きな余震を受けて、東京国際フォーラムのいくつかの大ホールに、電気系統の故障が見つかり、利用できないことが判明、加えて、福島原発の事故評価レベルが、チェルノブイリと同じレベル7という発表になってしまい、海外アーティストの来日のキャンセルが相次ぐ事態となり、大幅な規模縮小が余技なくされた。
会場自体には、影響のなかった地方のラフォルジュルネのほうが、地元の日本人アーティストの応援を得て、何とか、最小限の変更で、乗り切れた。こんな時だからこそ、「とどけ!音楽の力広がれ!音楽の輪」というのが、合言葉になった。
4/29~4/30の両日、びわ湖ホールのラフォルジュルネに、物販として「ショップダンケ」は、出店した。出店業者には、ちゃんと看板を設置してもらえて嬉しかった。
テーマは、ベートーベンとウィーン。大ホール、中ホール、小ホール、外には、屋台も出て、全館あげて、音楽の祭典は、地震にもめげず、27.000人もの人を集めた。
びわ湖が見えるメインロビーに、キオスクステージが作られ、無料コンサートも、途切れることなく、ずっとあった。音楽が、満ち溢れた2日間だった。
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