ショップ ダンケ

ドイツ雑貨「ショップ ダンケ」のオフィシャル・ブログ

サッカーねた1

2005-12-12 00:00:00 | スポーツ
来年6月9日に開幕する2006年ドイツW杯の1次リーグ組み合わせ抽選会が9日(日本時間10日早朝)、ドイツ・ライプチヒで行われ、3大会連続3度目出場の日本は前回王者のブラジル、クロアチア、オーストラリアと同じF組に入った。

すんません、日記途中で、ほったらかしにして、続きです。
開催国のドイツと、前の優勝国ブラジルが重ならないようにとか、ある程度強豪チームが重ならないような配慮のもとに、抽選が行われたようね。
まあ、グループCに入らなかっただけ、マシ。オーストラリアと対戦する見通しが強いのかな?

再び、すんません、カッチイは、ホントにホント、サッカー音痴なんです。
「カッチイのドイツ旅行案内」にも、全然サッカーネタがないでしょ。
そんなカッチイでも、三浦知良が、世界クラブ選手権で、シドニーFCに移籍して、凱旋試合に出場するのは、見たよ。

でも、誰の目にも、前半の勢いは、カズ選手に失われていたのは、明らかだったね。マークがすごかったし。

1998年ワールドカップ(W杯)フランス大会の直前に、岡田監督が、日本代表から、彼を外したときが、彼の運命の分かれ目だった。それでも、現役にこだわり続ける三浦選手に、おおむね世間は、暖かい声援を送ってきたような気がする。

カッチイ自身は、彼が、スタミナ不足になって、試合中、苦しそうな顔をすると、全盛期のカズダンスを思い出して、ちょっといたたまれない気がして、顔をそむけてしまう。

スポーツと、音楽の世界というのは、プロとアマの世界が、一番はっきりしていると思う。点数ではっきり出るだけ、スポーツのほうが、より厳しいかもね。ましてや体力の消耗度の激しいサッカーならなおさら。

彼が、引退したとき、いやもっと彼が、50代くらいになったときでもいい、いつかどこかで、岡田監督と、会うチャンスがあればなと思う。
自分の運命の流れを変えた男に、彼は、何と言葉をかけるだろうか?

岡田監督は、今でも、これからも、あの時の自分の決定は、正しかったと思っているだろう。しかし、一人の男の運命を変える決断をした重みを、今も抱えて生きているのだと思う。

Jリーグ創成期からのパイオニア、ブラジル、イタリア、クロアチアとチームを海外チームを渡り歩いたタフなカズ選手の現役生活は、いつまで続くのだろう?中年たちは、自分には潰えた夢を彼に託すのだろう。


映画のはしご

2005-12-07 00:00:00 | 映画&ドラマにハマル!
休日に、Webで知り合った吉岡ファンと、映画のはしごとをした。佐々部監督の新作だから見ておかなくちゃとということで、午前中、「カーテンコール」ランチも食べずに、梅田の街を移動、午後から、山崎貴監督の「Always三丁目の夕日」

くしくも、2つの作品は、昭和という時代を舞台にしている。
佐々部監督は、ふるさと下関にかかる映画は、全部見たという映画小僧だった自称されるが、昭和30年代に活躍した幕間芸人にスポットを当てた子の映画を見ると、監督が、どれだけ映画を愛しているのかがわかる。

親とぎごちない関係のタウン誌の記者・香織が、ふとしたことから、幕間芸人の「安川修平」を探すことになる。

この安川修平に、藤井隆くん。このアマチュアっぽい芸人さんの一番の売りは、笑顔かな。子供をはさんで、奥さんの手作りのお弁当を、劇場のベンチで食べるささやかな幸せのシーンが、いいんだよね。このシーンは、最後に印象的に使われる。

しかし、映画の衰退期とともに、彼は、居場所を失い、奥さんが亡くなったあとは、娘を捨てて、姿をくらましてしまう。「安川修平」が、在日であったということが、途中明かされるが、この設定が、若い人のなかには、唐突に映る人もいるかもしれないが、朝鮮半島に近い下関で育った40代の佐々部監督には、在日という登場人物が出てくるのは、不自然ではないのろう。

現代っ子の香織が、学生時代に、内心、自分も好きな相手に、好きだと告白されたが、その人が在日と知って、断ってしまった。「こわくなってしまったの、ごめんね」と再会した時に言うシーンをはさんで、この問題を映画のバックグランドにしている。

地味なささやかなお話なんだけど、しっとりと家族の物語を、描くところは、やっぱり佐々部監督らしいなと思いました。

さて「Always三丁目の夕日」は、私は、4回目で、われながらスゴイと思ってるのだけど、友達は、二桁らしい!もう、どのシーンが出てくるのか覚えちゃったね。

茶川先生が、淳之介に対して、「お前と俺とは、赤の他人なんだからな」というセリフをいう場面が、3回あるのだけど、全部ニュアンスが違うのよね。茶川先生は、そんなにイヤなやつじゃない。世間に認められないから、すねて、愛に不器用なだけ。そんな人が、淳之介を抱きしめるから、感動しちゃいます!吉岡くんは、今年は、アカデミー男優に違いない!