五行の概念:陰陽とは異なり、関連はするが必ずしも対立しない事物の関係を「木火土金水」の5種類に分類。その間で起きる運動・変化を「相生(そうせい)」「相克(そうこく)」という関係で表した中国宇宙観を表す古代概念です。
— イスクラ薬局【公式】 (@ISKRAkanpo) 2018年8月9日 - 17:35
中医学用語には四文字熟語は多く、「肺腎気虚」「健脾利湿」「瀉火解毒」「温中散寒」など様々です。研修生の一人に好きな四文字熟語はと質問したら、「国士無双」とのこと。確かに素晴らしい言葉ですがちょっと違うかな…
— イスクラ薬局【公式】 (@ISKRAkanpo) 2018年8月9日 - 17:42
「血」:血管中を流れる赤色の液体です。からだを構成し生命活動を維持する基本的物質。からだの臓腑・組織・器官に栄養を与え生命活動を維持することです。そして「精神意識活動の基礎物質」でもあります。
— イスクラ薬局【公式】 (@ISKRAkanpo) 2018年8月9日 - 18:09
中医学で「血」は脾胃の働きにより生成されます。飲食物は胃に入り、脾で吸収され、「水穀の精微」に変化。そしてその中の気化された「営気」と「津液」が血管に入り赤く変化して「血」になります。その他「腎」に蓄えられた「精気」からも作られます。
— イスクラ薬局【公式】 (@ISKRAkanpo) 2018年8月10日 - 13:02
中医学の根底には中国古代哲学の理論が流れています。昔の中国の人々が長年に渡り自然界を観察する事によって、その法則性を見出したので代表なのが「陰陽」と「五行」です。どれも観念的で理解しにくいものですが、中医学理論の最も基礎となるものです。
— イスクラ薬局【公式】 (@ISKRAkanpo) 2018年8月9日 - 13:59
「陰」と「陽」はふたつの対立した事・物を代表するもの、同一の事物の中に存在し相互に対立する関係にあります。その考えは単純なものから、例えば太陽の当たる所が「陽」、日の当たらないところが「陰」。そしてこれを発展させ陽の代表は火、陰の代表は水というような考えでイメージすることです。
— イスクラ薬局【公式】 (@ISKRAkanpo) 2018年8月9日 - 14:23
陰陽は「明るい」・「暗い」のような意味も大事ですが、仕事の効率をあげテキパキ働くこと(陽)・ゆっくりと休息すること(陰)のような意味で捉えることも重要。そしてそのバランスが大事。今の人達はテキパキと働きすぎて、ゆっくり休息出来ていないように感じます。陽が亢進しすぎているのですね。
— イスクラ薬局【公式】 (@ISKRAkanpo) 2018年8月9日 - 14:40
陰陽とは相対する2つの事物の関係を表しているのですが、その間には「互根」「対立」「消長」「転化」などが関係があります。からだの仕組みや病気のメカニズムを説明したり、病気の治療方法を導き出したりするときに重要な理論根拠となります。
— イスクラ薬局【公式】 (@ISKRAkanpo) 2018年8月9日 - 14:49