●方法俳句0295・オノマトペ034・原雅子01・2016-09-08(木)
○「滞空のじんじんしたる蜻蛉かな」(『束の間』2011)(原雅子01)
○季語(蜻蛉・秋) 「たいくうのじんじんしたるとんぼかな」【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:ホバリングをして宙にとどまる蜻蛉。蜻蛉の羽の振動音が「じんじん」と聴こえてくるようです。
●原雅子(はらまさこ)
○好きな一句「ぬかるみに日の照りつけし秋彼岸」(『第51回角川俳句賞受賞作品「夏が来る」50句』)02
○季語(秋彼岸) 「ぬかるみにひのてりつけしあきひがん」
【Profile】:1947年、東京都出身。1973年「→寒雷」(→加藤楸邨主宰)入会。「梟」(→矢島渚男主宰)、「雁坂」(→中嶋鬼谷主宰)同人。「扉の会」代表。2002年度現代俳句協会年度作品賞受賞。「夏が来る」にて第51回角川俳句賞受賞。
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