○方法俳句591・語句すり替え10・小室善弘01・2022-07-13(水)
○「縄跳びの子が夕焼けをまはしをり」(『西行桜』1998)(小室善弘01)
○季語(夕焼け・晩夏)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:「語句すり替え」第10弾。さらに「光の物質化」(今まで16句)の要素もある。子どもが廻しているのは縄跳びの縄(ビニール製)なのであるが「夕焼」に敢えてすり替えて句に広がりを持たせた。
○小室善弘(こむろぜんこう)
○好きな一句「競泳の勝者しづかにただよへり」02
○季語(競泳・晩夏)
【Profile】:1936年埼玉県比企郡出身。「鹿火屋」同人。編集を担当した。『俳人→原石鼎』ほか俳句・俳人論の著作多し。
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