●次元俳句390・凝集(空間)3・池内けい吾1・2018-7-29(日)
○「萍のひしめいてゐて押し合はず」(池内けい吾1)
○季語(萍・三夏)(「俳句201505別冊付録・俳句手帖」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「凝集」第3弾。こんなにもぎっしりと集まっている萍(うきくさ)。しかし決して周囲の萍を押し出そうとはしていない。自然界の緻密な調和がある。
●池内けい吾(いけうちけいご)
○好きな一句「花桐や石工は低く灯をともし」2
○季語(花桐・初夏)
【Profile】:1935年愛媛県出身、東京都新宿区在住。→皆川盤水に師事。「春耕」同人。
ひしめいて押しあわずよいですね。
こうありたい物です。良き一日を。