○五体俳句0312・肛門01・寺澤一雄01・2017-01-03(火)
○「肛門で腸終りたる初茜」(寺澤一雄01)
○季語(初茜・新年) 「こうもんでちょうおはりたはつあかね」(→「ウラハイ = 裏「週刊俳句」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:五体の部位が二つでてくる句ですが、初登場の「肛門」をとります。体の隅々までを網羅するのが俳句という文学です。
○寺澤一雄(てらさわかずお)
○好きな一句「漬物で飯食うてゐる外は雪」(『虎刈』1988)02
○季語(雪・冬) 「つけものでめしくうてゐるそとはゆき」(→「週刊俳句 Haiku Weekly」より引用)
【Profile】:1957年、長野県松本市出身。「鷹」「岳」「童子」を経て、「恒信風」「晩紅」「雷魚」「天為」所属。東大ホトトギス会出身。→八田木枯の「晩紅」休刊後の後継同人誌である「鏡」を2011年7月創刊代表。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます