VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

赤しそ青しそ

2006年07月23日 | My Home
【写真左から:2階より、紫蘇が茂る裏庭(物干し)を見下ろす。  
           赤しそが朝顔のツルと絡んで一杯 → 青しそは少ないが洗って料理に】

自宅の裏庭は、前住居者の置き土産のように、突然花が咲いたりして嬉しい驚きがある。

今の季節は、私が手入れをしないので雑草が育ち放題で、ほとんど木のように・・・
その中で今年も、紫蘇が雑草に負けず元気に現れてくれた。

虫も好物のようで、直ぐに穴だらけの葉になるので
「お先に失礼!」と若い葉を、せっせと摘んでしまう。

洗って乾かし、今日は焼きなすに刻んで散して頂いた。
スッキリしない天候だが、フレッシュな紫蘇の香りに食が進んでしまった。


ウチの箱入り娘

2006年07月12日 | My Home
Cleoこと、Cleopatra(クレオパトラ)ちゃん。
6歳になりましたが、自由にお外には出れず
最近、恐る恐るバルコニー・デビューをした所。
内弁慶なので、中では1階から2階、ロフトまで、家中をスゴイ勢いで走りまくる。

冬場は人の温もりを求めて、お膝にすぐ乗ってくるのに
最近は暑くなってきた様子で、一人ベッドを独占して
写真のような恥ずかしい、大の字(?)スタイルで寝そべっている事も多い。

お嬢様、いや女王様の毛皮模様は
白のシャツに黒のタキシードを着たような柄。靴下も白。
なかなか凛々しいのである。

実はクレオパトラ嬢、銀座の捨て猫である。
リクルートの裏で「貰ってください」と箱に入れてあった、最後の1匹を
運命的に出会ったVivienママが一目ぼれし、会社へ持って帰ったのである。
就業時間中は、ダンボール箱の中で大人しく寝て
帰宅のJR車内でも、安心しきって寝ていたなぁ・・・

そのせいか、彼女はダンボール大好き猫である。
宅配便が届く度に、新しい空箱に入ったり出たりして遊んでいる。
文字通りの‘箱入り娘’。 どこにも嫁にはやるまい!

こんな風に、ペットが子供代わりになってしまったカップルが、私の周りにも少なくない。
少子高齢化とペット産業、深い関係性があるようだが
私はペットショップで購入するのには、少々抵抗がある派。
とは言え、フードにトイレシーツと、ペット産業に貢献せずにはいられない。

ツベコベ考えても・・・こんな無邪気な姿を見せてくれると、
「ウチに来てくれて、ありがとう!」と感謝の気持ちで幸せイッパイになる。
以上!って、いうものがペットなのだろう。


日光浴

2006年06月29日 | My Home
今日は30度を超える陽射しで、家の中に居るの方が心地よい。
四方(ウチの場合、八方?!)の窓を開けていると
それなりに、そよ風も入って来て冷房は要らない。

学校から帰ってきたTimは、クレオパトラとリビングに面した2階バルコニーで日光浴。
(白人は白いのが恥ずかしいらしく、日焼けに励む)
周辺の森や隣家の木々が、濃い緑になって楽しましてくれる。


一方私は夜、ウインブルドンを見ながら夜更かししていたら
肌寒くなってきて、バルコニーのフレンチドアを慌てて閉めた。
自然の緑に囲まれていると、十分涼しい。
昨年は殆どクーラーを使わなかったが(扇風機派である)今年はどんな夏になるだろう。

ノックダウン式のキャビネット

2006年06月20日 | My Home
HomeOffice用に、ディノス通販で購入したキャビネット。
写真左のように、平板とネジ類がダンボールで梱包されて送られてきた・・・ナント
ノックダウン式=組み立て家具だった・・・面倒~! でもやるっきゃナイ。

ネジ回しと金槌だけで、なんとかなりそう。【写真中】
やり始めると、意外と楽しいものだ。

これは今日、経済産業省住宅産業窯業建材課荒木課長とブレストした話そのもの。
DIYは、やってみるとモノが出来上がる過程を体験できワクワクするし
完成すれば、「自分って、意外とヤルじゃん!」と満足感も高まる。
    (実は荒木課長も、自宅の網戸を枠から自分で造り付けたりする器用な女性!)
そして、自分が手をかけたモノには愛着が沸くもので
小さい子供にこそ、そういった体験が必要なのも同感だ。
荒木課長とは、ストック住宅の質向上/流通活性化に向けて、ユーザーサイドでは
何が必要であるか、何かムーブメントを起こせそうか、などのの意見交換をさせて頂いた。

話は自宅キャビネットに戻り・・・1時間そこそこで2連キャビネットが完成!【写真右】
引き出しの前面が、本の飾り棚になっているタイプで
住宅インテリア系や写真集などを中心に、洋書を飾ってみた。
左下にあるのは、アメリカのアンティークショップで見つけた
発売日が私の誕生年(1964)の「LIFE」誌。表紙はジャクリーン・ケネディである。






HomeOffice、一先ず完成

2006年06月20日 | My Home
キャビネット組み立て終了にて、一先ずHomeOfficeの完成!!

2階リビングから階段を上がったロフトにある【写真左】
畳を敷いた和空間なので、座椅子で机に向かう。【写真中】
机はデッドスペースを活用し、建築時に造り付けたもので朱塗りにした。

机周りには、昔一度(!)嫁入りした際に持たされた漆塗りの箱や盆が使えそうなので蔵出し。
ついでと言っては申し訳無いが、故中内功元リクルート(ダイエー)会長から頂いた、立派な額入りの色紙。
これも一般的な部屋には飾りようが無い代物であったが、‘商売の神様’的に和のHomeOfficeにはピッタリ?!
壁に飾ってみた。【写真右の左上】  御利益がありますように・・・・・






猫しか届かない窓

2006年06月15日 | My Home
今日は、工業市場研究所さんのセミナー講師の為に夕方、新橋まで出たが
それまで、自宅で仕事をしたいた。

独立して何が嬉しいかといえば金曜日のテニスと、平日の午前中自宅に居れる事。
自宅を建てたのに、朝出て夜中に帰って寝るだけの
所謂‘逗子都民’ではモッタイナイ話。

何と言っても、南向きの2階にリビングルームを造ったからには
お日様がいっぱいの日中に、自宅に居てこそ家を建てた幸福感が満喫できる!
その上、大好きな愛猫クレオパトラとジャレて居られる極上の時間。

ところで、自邸は小さい割りに窓が50個強あり、サッシも3種類と以前紹介したが
写真左のように、リビングの勾配天井で4m以上ある壁面の窓は
飾りFIX窓なので開閉はしないものの、クレオパトラしか届かない窓である。
(外から見ると、写真中・右の正方形窓3つ)

2年近くになろうとしているが、まだこの窓は掃除をしたことが無い・・・
写真右の1階の外観に、「HOME DEPOT」(北米)で買った木製コーナー飾りを後付けしたので
白いペンキを自分で塗ることになり(写真は塗る前)
その為に買ったドイツ製脚立があるので、それをリビングに入れて拭かねばならぬ。

ストック住宅の価値向上と流通の活性化など、今後の住宅政策において重要視してゆく方向だが、
ちょっとしたメンテナンスにも道具含め、日本では費用が外国に比べ格段に高いのが難である。
住生活基本法の‘豊かな住生活’に向けて、様々な環境整備が必要だ。

芝生のアプローチ

2006年06月07日 | My Home
自宅前のアプローチ
この春まだ1度しか芝刈りをしておらず、伸び放題で気になっていた。【写真左】

電動芝刈り機を持って刈り込む作業も、まだ不慣れながら楽しんでいる。【写真2つ目】
ナイロンロープが回転して刈るタイプの芝刈り機。
ゴルフのフェアウェーではなく、ラフと同じ程度の長さを残し敷石を囲む。【写真3つ目】
刈った芝の香りが充満してフレッシュ・アロマを味わいイイ気分。

自宅前のアプローチを、芝で飾ったのは
洋書で見つけたデザインが気に入り、一年中緑を保ちたかったので
冬に枯れる和芝(高麗芝)でなく、洋芝(ケンタッキーブルーグラスなどの混合)を植えた。

昨年、種をネット通販で購入し自分で蒔いて植えた。(シート状の芝ではなく)
「土壌は30cm深さまで耕す・・・」と書いてあったので
粘土状のかなり硬い土地を2日間かけて掘り込み、かなり苦労して種まきをした。
【写真右端、芝植え前のアプローチ】

まだまだ理想のデザインには遠いので、今年はもう少し種を蒔き
芝が詰めてフカフカにしたいと思っている。

洗面所からパウダールーム

2006年05月28日 | My Home
家を建てる際こだわったスペースの一つが、この‘洗面所’にしたくなかったパウダールーム。
基本的に狭い家なのだが部屋数が必要ない分、普通の家庭より余裕をもたせる事はできた。

パウダールームと呼ぶのは、この光がしっかり入る部屋でお化粧もできるよう
椅子を置いて掛けられる、広めの洗面台カウンターにしたから。
   (私の化粧が濃いのを、自然光がしっかり入らなかったせいにして・・・)

アクセントにアルネ・ヤコブセンのデザイン水栓(Vola社)を壁付け型で採用。
壁付け型は、水栓周りに水垢が溜まらなくて良い。【写真中:水仙の花は庭で咲いていたもの】
このパウダールームのテーマカラーは青にしたが、
水栓のヤコブセンに、椅子はハンス・ウェグナーのYチェア【写真右:クレオパトラが座っている】
壁にはロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートと思いがけずデンマークRoomに!
方角は東南側で、窓&ドア+ガラスブロックにより光一杯で気持ちの良いスペースになった。

女性にとってパウダールームは、毎朝ヘア&メイクと以外に時間を費やす場所。
特等席にして、気分良く一日を始めることは私にとって大正解だった!

万能!玄関デッキ

2006年05月12日 | My Home
久々に自邸ネタで・・・

今週は思いの外、雨が降り続いた。
そんな時とても重宝だったりするので、ご紹介したいのが写真の‘万能!玄関デッキ’。

最近、箱の家風のモダン建物には玄関ポーチが無い家も良く見るが
家の顔としての玄関周りなので、私はしっかりした屋根付きポーチがデザイン的に好きだ。
振り返ってみると、賃貸住宅にも2軒住んだ事があるが
その玄関ですら、屋根のあるポーチがしっかりあった。

自邸をデザインする際、様々な洋書/雑誌を見まくって
気に入った写真をヤブキ、ストックしていた中に
広い玄関ポーチにベンチがあって、背景のトレリスにはバラが蔦っている写真がある。
一目惚れして、絶対これは実現したいと思った。
そして、建築士さんと大工さんの工夫で、それに近いものを木製デッキの形で造って頂いた。

ゲートを入ってアプローチから階段を3段上がった所に、三角屋根付きデッキを奥行き2.5mほど造って
右手にベンチBOXとトレリスを付け、左手は自転車置き場で横に長いデッキになっている。

実際に住んでみて、様々な使い勝手の良さに我ながら感動している。
まず、鍵を開ける際に手荷物をベンチの上に置けてバタバタせずにすむ。

汗をかいた帽子や、雨に濡れたコートなどはトレリスにかけたS字フックに掛けておくと乾きが早い。
(雨が止んだら、写真の用に傘干し場としてもトレリスが活躍)
運動用のサングラスなどは、トレリスに引っ掛けた蔓カゴに入れておく。
(トレリスは既成のものだと弱いので、木材でしっかりしたものにしたのが良かった)

思いの外、役立っているのはベンチが収納BOXになっている事。
その中に芝刈り機や自転車の工具、それにゴミ出し日まで台所だけではストックしきれない
プラスティック分別ゴミなどを、ここへ入れて置くと出し日にも忘れない。
(ベランダなどは、ゴミ出しの動線と離れているから忘れがち)
写真右、嫌々ポーズをとらされているTim。

また山歩きやテニス、ビーチに行った時など、
戻ってベンチにまず腰掛て、靴を脱いで砂をはらったり靴下を脱いだり。
ゆっくりと座って一息入れていると、鳥の声が聞こえて幸福感がみなぎる。
東側になるので夏の夕涼みにはもってこい。Timはベンチに横になって昼寝している事も。

機能的な上に何といっても、気持ちにゆとりを与えてくれる小空間になった。
これから、蔓系植物をトレリスに這わせようと思っているが
ジャスミンは手前の階段ポールまで成長してくれて、もう蕾がピンクになってきた。
香りが待ち遠しい・・・

端午の節句

2006年05月05日 | My Home
今日は5月5日、端午の節句
Vivien家のお転婆、クレオパトラお嬢様にも兜を飾りお祝い。
(写真左、暖炉上で鏡に写る自分を見る?クレオパトラ)

お隣さんには人間の坊やが居るので、大きなこいのぼりが風にたなびく。(写真中)

柏餅を頂き、夜は昨日村上先生に頂いた『菖蒲』を浮かべた菖蒲湯に入ってしっかり温まる。
『尚武(武事を尊び重んじること)』が由来のようだが
今夜はボクシング亀田兄弟の『勝負』があるので、早めにお風呂も上がって夕食にした。

大阪のワルガキ(西成区らしく筋金入り!)だけど、最近の日本人が失っていた
体当たりで気持ちの良い親子&兄弟関係、温かいものを感じる。
亀田親父の言葉に世間体や体裁は無く、本音で社会にも子供にもぶつかる姿勢が
あのような、親父に素直な子供を育てたのか?
母親はどんな存在(一緒に居るのかしら?)なのか?
今後の行く末含めて関心を引く子達だ。

最近は親子鷹と言えば、ゴルフの藍ちゃん・さくらちゃん
金メダルは静香さん、と言った女の子ばかりが目立っていたので
「日本男児、ここにあり!」で端午の節句には嬉しいW勝利だった。
(日本男児も、この筋だけでは寂しいが・・・)


マントルピースにTVリアリティ・ショー?

2006年04月24日 | My Home
私が自邸に作りたかったものの一つが、マントルピース(暖炉)である。
Mantlepieceマントルピースは、洋式住宅では日本の床の間のような位置づけ&役割である。
その家にいくつマントルピースがあるか、その多さが家の格式を語り暖をとる以上に、大切な役割がある。

部屋の中心に構えられ、その上に季節感を出す装飾を施す。
クリスマス・ストッキング(靴下)や緑のリースを垂らしたり、クリスマスは最も象徴的である。
また家族やご先祖の写真を並べ、懐かしみ感謝し思い出を大切にする場としても活躍。

しかしながら、基本的な機能である暖炉として使うには日本では手間がかかり過ぎる。
そこで私が考案したのが、テレビ置き場としてのマントルピース!
写真にあるように、マントルピース(炉だな)の中にテレビを入れて
その存在自体を隠しながらも、部屋の中心でソファに寛ぎながらテレビを見れる。

マントルピース自体は、洋雑誌で選んだデザイン写真を建築士に見せて
木製モールディングをパーツで選んで発注してもらい、大工さんに造作してもらった。
その上には、これも憧れていた大きな天井まである鏡を設置。
同じく木製のモールディングとミラーを別途発注し造作。
白のペイントで仕上げ、かなり満足度の高いものが出来上がった。


Timが写真で見ている番組は、「American Idol」。
CATVでは海外の番組が充実していて、日本の娯楽番組を見る機会が減った。
特に面白いのが、視聴者参加番組の所謂リアリティ・ショー。(FOX
私が最初に虜になった番組が、
ゲイとストレートの男性陣14人が一人の美女Jackieを射止めるまでのストーリーの「Gay or Not」。
(原題「Playing It Straight」)
なかなか日本では、素人があそこまで面白くなる事は少ない。
やはり個性が大切にされ、評価される世界だからこそ
参加者によって大きな違いが出て「あの人のここが好き。あんな所が嫌い」とか
見ている者同士で、話が弾んでどんどん惹きつけられる。


私が自邸にマントルピースもどきを作ったように、文化を輸入するのと同じで
「クイズ・ミリオネア」「クイズ・ヘキサゴン」などTV番組の輸入も多いが、
日本では出演者が素人ではなく芸能人で、番組が成り立っているところが興味深い。
「American Idol」は英国がオリジナルだが、日本に来る日も近いか!

桜霞

2006年04月02日 | My Home
今日は終日、家にこもってMilanoの宿検索と旅支度に追われた。

午前中は写真のように曇りで、南風が周辺の山桜を散らし始めた。
リビングから窓越しに、雪が降るように花びらが舞っているのを眺めた。

夕方から降り出した雨が嵐に変わり、テラスの花木を次々と倒して行く。
すごい稲妻が光り、風で家が揺れたような気がした。
ラジオからニュースで、飛行機に雷が落ちて空港へ引き返したと・・・怖い!
そんな暴風に耐えた桜はどれくらいあるのだろう。
ヨーロッパから戻る頃には、八重桜が咲いているだろうか。


結局、今日もMilanoはオールアウト。
部屋をシェアしてくれるという、知人2人からは優しいWelcomeメールを貰ったが
本当に自力では見つけられなさそうだ・・・

まずは明日、ロンドンに向かって出発。
あちらは日本よりまだ寒いようだけど、お天気になりますように。

バルコニー・ランチ

2006年03月11日 | My Home
(写真左:クラオパトラもフレンチドアからバルコニーを覗く。タイルはTOTOバーセア
                   右:バルコニーからは山とお向かえのお庭の木々が見える)


今日は午前中のテニスから帰ってくると、あまりの陽気に
「Eat lunch outside!」というTimの提案。2階バルコニーで昼食をとることにした。
夏の間は、このバルコニーがとても涼しいのでOutDoorDinnerをするのだが
今日は室内ではヒヤリとするが、外は温かい日射しで気持ち良い。
Timは日焼けに励む。(私はテニス時から、日焼け止めをしっかり)

料理は、チャーハン&餃子に具沢山の味噌汁と漬物という
全く、LUNCHという響きに相応しくないものではあるが、
空の青と山の緑に、お日様と温かい風、鳥の鳴き声でParfectLunchに仕上げてくれた。




お雛様のお寿司!

2006年03月05日 | My Home
一日遅れの雛祭り。

お寿司で作った、お内裏様とお雛様。
初めてにしては、我ながら巧くできたものだ

うずらの頭に海苔の髪。
寿司飯のBodyに錦糸卵の着物を着せて三つ葉の帯で締めた。

Cleopatraにとっては、魚の方が良かったみたいだが
無理やりTimと写真に納まるの図(写真右)。


今日は最高のテニス日和で、気持ちの良い一日だった