VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

照明は調光の時代、高級家具はリース買い

2008年11月05日 | 住宅業界
外苑前のカフェレストラン「KIHACHI・SELAN」で大和ハウスグループのインテリア事業を担うダイワラクダ工業が記者発表会を開催。
(セランは私が如何にも東京!を感じる好きなお店。そこにベタベタの関西企業という妙!)

冒頭、ダイワラクダ工業の増村社長(中)から「インテリア事業の売上240億円を300億円に3ヵ年で拡大する」とご挨拶。

船津会長から「これからは‘あかりの時代’。
家庭用で質の高い照明を提案し、居心地の良い住まいにしてゆきたい。」と
また「有名デザイナーの家具を、若くても使えるようにリースシステムを導入。」
貯金して買う日本人と、リース文化が定着しているブラジル人の考え方の違いも紹介された。
このプロジェクトに思い入れの強い船津会長    
その「Premium Lease Plan」(残価設定型高級家具リースプラン)の説明は、レンタル&リース事業部の勝田主任(右)。

Cassina、alfrex、B&B Italia、driade、CASABLANCAなどの国内外有名ブランド家具の全商品を対象に
リース期間2年・3年・4年の単位でリース契約し、期間終了後に商品を返却するか設定された残価で購入するかを選べる。

残価で購入しても、一括払いの価格よりも安い設定になっているのがアピールポイント。
各社からの仕入れ値は一般購入者が家具ショップで受けられる値引きより安い値であるという事と
ライワラクダ工業が、直営のリサイクShopなど商品を活用するチャネルを持っているという事がこの事業を実現している。
会場にデザイナーズチェアが展示「バルセロナ」も夢で無くなる!

次に「delight style あかりのくらし」の発表は、インテリア事業部の増田室長。
‘一室多灯’と‘調光’で豊かな生活シーンを提案する。
  寝室の事例
日本の住宅照明の市場はこれから伸ばせる領域であり
富裕層だけのものでない照明システムにすべく、普及型の価格を東芝ライテックと実現した。

調光は無線のコントローラーで。カーテン開閉も自動設定でき、朝になれば自然光で目を覚ませる。
後付可能なシステム

「健康をあかりで」という志を同じくした、船津会長(左)と東芝ライテック恒川社長と一緒に発表会後の懇親。
  プレスへのお土産を手に穴水常務

インテリアコーディネーター資格者も120人ほど抱えるダイワラクダ工業。
従来の大和ハウスグループ中心の受注から、現在はトヨタホーム・ミサワホームの仕事も多く手掛けているようで
今後、このよな一般消費者にアピールできるサービスで更に新市場を開拓してゆく狙いである。