VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

ZoKA

2006年03月23日 | Friend
ZoKAロゴ  写真左:バリスタ・世界チャンピョンを目指しているとの事→このようにしてミルクで模様を描き
                                  →ハート柄に泡がしっかりコーヒーの味。ベリーパイと)


北米の数あるインディペンデント・カフェのなかでも人気というZoKA
そのZoKAを含めた(株)エムフーズの経営者になるべく転職された、
住宅情報」大阪時代の上司である岩崎朗さんから赤坂店に一度来るよう、お呼びだしがかかり伺った。

高い天井のゆとりあるインテリアは、スタバとの違いを感じる所だが
本当の違いは、豆の差バリスタにあるようだ。
スペシャルティと言われるハイ・クォリティーの豆は大量生産/入手できず
ローストも量の対応が同様に難しいらしい、ZoKAはそれを担保できる規模で展開するようだ。

更に、美味しいエスプレッソを淹れるバリスタの育成に力を注がれているようで
昨年の全米バリスタチャンピオンの女性が教育担当として本社シアトルから
日本の店にも来店指導し、ここで働く人のモチベーションupになっているようだ。

そこで思い出した・・・団塊ジュニア世代以降の若い人達の夢が
「自宅でカフェを始めること」とか「仕事はカフェの店員になりたい」という声が多い現象を。
少しの専門性(手に職)、対面で味わえる成果、フラットに近い組織、オフィスとは違う心地よい空間。
そんなところが魅力なのだろうか。彼らは報酬で仕事を選ばない。


ところで、私も営業マン時代には欠かせない‘調整’の場であった“喫茶店(サテン)”が無くなってしまい
今の人達はどうしてるのかなぁ・・・と思っていた。(もっと個室化してるのかな?)
昔の営業マンは、朝「行ってきま~す!」と事務所を出て
「モーニング下さい!」と先輩後輩に上司まで喫茶店に勢ぞろいで、ナンカ楽しくやってたなぁ・・・。
   ※朝10:00頃までだっけ?コーヒーにトースト&ゆで玉子などが付くセットメニュー

女性営業マンとしての“喫茶店”空間ニーズは
【硬くない椅子・清潔&広めのトイレ/パウダールーム・PC環境・雑誌・禁煙・好みの音楽】
って感じかなぁ。そんな所がカフェにも取り入れられれば、和洋折衷でイイかも。


今日はその後、ホテルオークラで開催の
澤田塾頭率いる「住まいの産業ルネッサンス塾」の研究会に伺った。

山本一元旭化成相談役が委員長の
「住まい・まちづくり戦略研究会(まち研)」の最終回で
“21世紀「住まいの産業」の新たな進路”とまとめられた提言を基に議論がなされ傍聴した。
委員も積水ハウス和田社長・大和ハウス樋口会長・住友林業矢野社長や
債権格付けの三國先生など日本を代表する住宅産業/政策関係者の面々なので
いくつも、気付かされたり、感化したり、納得したりと充実した2時間だった。


ミラノの宿探しは、Marcoさんが「ミラノには友人が居ない」と難航しているが
(さすがにユースホステルも、その週は全満室だった・・・)
ミラノJETROさんのお返事を待って、また考えねば。

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