VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

松島みどり国交副大臣

2008年02月26日 | 住宅業界
冬柴国土交通大臣のもと、副大臣を務める松島みどり衆議院議員に日本不動産ジャーナリスト会議の勉強会へ来て頂いた。
ピンクが多いと思ったら、元東大バトントワラーだったのですね・・・
運輸系および北海道開発庁が担当管轄なので網走や函館を視察されてきたお話で始まった。
(ちなみに、建設系は平井たくや副大臣)
また丁度、イージス艦あたごの事故で海上保安庁も捜索にあたっている時で、それに触れられ
近年は映画「海猿」の影響で海上保安庁への志願者も増えた事を喜んでおられた。

一方、冬柴大臣の方は、次から次に出てくる道路特定財源の問題でかなり疲弊されている御様子であると。
松島副大臣は「暫定税率撤廃、一般財源化しない」という主張。

また東京14区選出議員のため、地方との格差問題では新幹線など
自身のお考えと地方選出議員も多い党の立場など自己矛盾を起してしまうケースもあると。
元朝日新聞記者。先輩方々を前につい本音も・・・
副大臣になられて実感されたのは、国土交通省と厚生労働省について旧省庁を合併したことに無理があったという事。
今後、観光庁が新設されるが「人事でエース級を各組織が出せるか」にかかっているとも。
合わせて「観光は資源が有る無しよりも、どう地域が観光を意識して創りあげて行けるかである」と意見された。

今国内観光の平均日数が2.7日であり、4日が目標になっているという事であるが
20代学生の海外旅行は減っていて、その理由が‘テレビやDVDで満足してしまって好奇心が沸かない’ことらしい・・・・
反面、無謀なバックパッカーが起す事故も中東や中国で散見され(ドラッグで死刑判決を受けている例も)悩ましいと。

日本への外国人集客も地域別ターゲット戦略が「観光立国」の肝、勝負になってきそうだ。


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