日本茶とお茶の間

お茶の間を復活させたい思いから、日本茶に関連する情報などを発信し、みなさまとの情報交換の場にしていきたいです。

★どっどど・どどうど・どどうど・どどう★

2019年12月19日 20時35分22秒 | わこさんの創作

 

どっどど どどうど どどうど どどう、

青いくるみも吹きとばせ

すっぱいくわりんもふきとばせ

どっどど どどうど どどうど どどう

宮澤賢治『風の又三郎』より


過日、賢治さんの会の望年会が行われました。

愛すべき賢治さんの集い、この日はひとりひとりの持ち時間で

自由な発表の場が持たれました。

会長の個性溢れる『雨にもマケズ』や、

明子さんの『鉱物は好物』なんてしゃれた

冊子付きのお話があったり、

気分転換の紀子さんの『餅つきぺっタン』手遊びなど

集まった10人の個性が光るユニークな会になりました。

和さん、もちろん!!

河本緑石さんを熱く語らせていただきました。

知れば知る程、宮澤賢治さんと共通点が見えてきます。

しかし、徹底的に違うこと

賢治さんは生涯独身を貫き、緑石さんは19歳の若さで

親の決めた結婚をし、生涯家族を愛し続けます。

ふたりは、歌人、詩人、作家、芸術の道を歩き

農学校の教師もしています。

盛岡の駅でふたりが偶然あった時

賢治さんは緑石さんに

あと八年しか生きられないだろう…と、

その八年後、二人は同じ年に亡くなっています。

運命の偶然、いや必然ではなかったろうか。

まだまだ、わたくしの二人への追悼は

終わりそうにありません。

このように、人生は深く奥行きに彩られ

厚みをもたらしてくれるのです。

『世界全体の幸せ、みんなの幸福』を

いつも願っていた宮澤賢治さん、

たくさんの作品に込められた慈愛のこころ

本当の幸せとは、今も問い続け、

わたくしたちに新鮮に語りかけてくれるようです。

でないと、こんなにいつもいつも

楽しいはずがありませんよね。

今年も、本当に素敵な望年会を通して

また、皆さんと繋がれていることを実感したのです。

来年も、きっと楽しい会になりますね。

最後まで、お読みくださりありがとうございます。

合掌

 




 


☆出張お弁当屋さん“和こ弁”☆

2019年08月06日 20時28分58秒 | わこさんの創作

暑中お見舞い申し上げます

十勝平野にも、真夏日猛暑がやってきました

畑にとっては、良いのか悪いのか・・・

梅雨の時期も長く続いていましたので・・

もはや、ありのまま流れに竿をさし

楽しむことの方がよいのかもしれません(微笑)なんて


さて、先月から始まりました。

出張お弁当やさん、『ターシャランチ和こ弁』

好調なスタートを切らせていただいております。

8月のメニューは、夏野菜とお茶寿司です。

お茶寿司は、お料理教室でもレシピをご紹介しておりますので

ご存知の方もいらっしゃると思います。

茶葉を食べることで、抗酸化作用もあり

この暑い夏を乗り切れるメニューだと確信しております

穴子を混ぜ込み、山椒をピリリと効かせ大人の味に

季節の採れたてお野菜もふんだんに使って、

煮物、揚げ物、酢の物など、日本食がベースとなっております。

(お写真、とっても綺麗です。ありがとうmちゃん)


デザートの梅ゼリーも好評でした

(お写真はございません


さて、8月第一日目の評判は・・・いかがでしょうか。

 

 

 カウンターには自然茶の用意もございます 

オーナーのけい子さんが、奮闘の様子をパチリ

毎月、手描きのメニューを


和さん、とても、楽しくお料理を創らせて頂いております。

得意なものばかりが、出て参りますが、

リクエストにもお答えできますので、何なりと仰ってくださいませ。

7月は、胡麻豆腐のご希望がありました。

第1号のお客様からは【食の遊園地】と言って頂きました。

これ、大きな大きなお褒めの言葉ですよね。

沢山の皆様に支えられ、おチカラをお借りして、

やっと、ここまで来られました。

心より感謝を・合掌


本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

和こ弁 拝






☆和菓子の力☆

2017年09月03日 10時03分13秒 | わこさんの創作


今、和菓子創りに夢中です!!
そうです、そうなんですよ。
これから、始まるお料理とお茶の店は
お客様にお出しするお菓子は、基本手づくりです。
料理人さんがつくる、お饅頭は美しい形をしています。

実は、わこさん思い出したのです。
茶戸庵を始めたころ(15年前くらい)
白いおひげを生やした仙人のような方が訪ねてくださり
『あなたは饅頭をつくりなさい!』と言われたのです。
その上、数年前に訪ねた奈良で饅頭神社さんを見つけ、
参拝させて頂いた偶然

これは、饅頭と深い結びつきがあるとしか思えないのです。
饅頭の思い出は、数限りなくあります。
楽しかったこと、嬉しかったこと、失敗したこと、
どの想い出も、微笑みがこみあげてきます。

日本の和みの原点でもありますよね。
お店のテーマは

≪和らぎを結び心地をかえす≫

日本のことにもっと気づき振り返ってみましょうか。
なによりもお茶でほっこりがいいですよね。
わこさん、静かに張り切っています。

間もなく、オープン詳しい事が決まります。
お楽しみになさってくださいませ