病気なんかに負けない!わだじゅんの乳癌日記

病気のこと,職場のこと,家庭のこと・・・
その日のつれづれを記していきます。

次年度への充電期間

2013-03-23 21:52:55 | 日記
平成25年3月23日

昨日,勤務校は修了式。
本年度の子どもたちともお別れの日。
朝,教室へ向かうと,前も後ろも扉が閉まっている。

【何か企んでいるな!】

そう思い,いつものように教室へ入ると・・・
やっぱり・・・
黒板にはカーテンが引かれ,メッセージが書かれている様子・・・
なんて思っている間に,数人が近寄ってきていきなりの紙吹雪。
(なになに?異動しちゃうの?わ・た・し・・・)
職場復帰をしたときのように,黒板いっぱいに温かなメッセージが書かれてあった。
次から次に手渡される手紙。それも女子ばかり(と思ったら,一人だけ男子がいた!)

間を見計らっていた男子が黒板カーテンを開ける!

【1年間,ありがとうございました!】
【授業は,とっても分かりやすかったです!】
【楽しい授業をありがとうございました。】
【怒ると怖かったけど,私たちのことを思ってくれているんだと思いました】
【こんなに本気だった先生は,わだじゅん先生が初めてでした】
【また,担任してください】

かわいらしいイラストとともに,嬉しいメッセージがたくさん書かれていた。
でも感慨に浸っている時間は残念ながらなく,いつものように朝の会。
それからすぐに,体育館へ移動しての修了式。これが長かった・・・(仕方ないか・・・)

体育館から戻ってくると,すぐさま,最後の学級活動。
ここでは,4月の学級開きで話をした【努力の壺】の話をした。

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人が何か始めようとか,今までできなかったことをやろうと思った時,神様から努力のつぼをもらいます。
そのつぼはいろんな大きさがあって,人によって,時には大きいのやら小さいのやら色々あります。そしてそのつぼは,その人の目には見えないです。
でもその人がつぼの中に一生懸命「努力」を入れていくと,それが少しずつたまって,いつか「努力」が溢れる時,つぼの大きさが分かると言うのです。だから休まずにつぼの中に努力を入れていけば,いつか必ずできる時がくるのです。

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先生は,4月に【努力の壺】の話をしました。覚えてるよね?(うなずく子,多数)
さて,君たちの努力の壺からは,水があふれてきましたか?
(手を挙げた児童は3人。わだじゅんの力不足・そして,気合い入れが少なかったことを痛感・・・ごめんよ,ごめんよ・・・)

久々に大人数のクラスをもち,それもやんちゃという一言では表すことができない子が多かった。今までの教師生活で築き上げてきたものを使いこなすということができないで,振り回されたクラスでもあった。やるべき事がスルーされていて,それを黙認されることが多かったのだろう・・・全ては,わだじゅんの力量不足だったんだけどある意味,子どもたちは被害者だったと思う。
子供との根気くらべの時間だった。いいことは褒め,ダメなものはとことん注意した。
集団だとこわかったが,一人一人は可愛い子どもたちだった。
それも,昨日でリセット。

まだ,今年度は終わっていない。
仕事も終わっていない。
学級編成に指導要録の検閲が残っている。
それがすめば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次年度に向けての充電の時間。
カレンダー通りの出勤だけど,普段よりはずっとずっと早い帰宅が予想できる。
新しい子どもたちとの出会いの前に,今年度の疲れをとっておこう。




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コメント (2)
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