３時間待ちの乳腺外来で・・・

先週の火曜日は，術後初めて一般外来診察日での診察でした。

手術後はずっと，診察日を外して診てもらえていたのでさほど待ち時間もなく，大きなため息も出すことなく済んでいたのですが，８月ばかりは主治医の都合により，通常診察日での受診となりました。

待ち時間が長いことを覚悟して出かけたのですが，やはり，椅子には空きが少なく，もう少し早く受付を済ませればよかったと後悔しました。

私は，待ち時間覚悟で１冊の本を持っていったのですが，２回も通読することができ，待ち時間の長さを実感しました。こんなことなら，午後年休だったのだから,もっと早く家を出ればよかったのになぁ。今更嘆いても仕方ありません。

１時間過ぎても２時間過ぎても名前は呼ばれませんでした・・・

わだじゅんが受診している病院の外来は同じ通路の左右に外科と整形外科の窓口があります。
５時を過ぎて整形外科の窓口の明かりが消えてしまっても，待合室にはまだ多くの患者さんがいました。乳腺外来受診の人，多いのだろうなぁ・・・

その中に，一人の男性がいました。
外科といっても,他に消化器外科や呼吸器外科もあり，そちらの受診だろうと思っていました。

わだじゅんの大きなため息を境に,すぐ近くに腰掛けていた方が話しかけてくれ,読書タイムは終了しました。
お互いの手術日やその後の治療など話をしている中で，先ほどの男性がわだじゅんの主治医に呼ばれ，診察室に入っていきました。

わだじゅん,この目で初めて見ました。
男性が，乳腺外科を受診するのを・・・
２度診察室に入るのを確認したから，きっと検査もしたのでしょう・・・
自分が先に診察が終わったので，その方がどうなったかは分かりませんが，何でもないといいなあと思います。

診察日でないときの診察は，手術を終えての注射や投薬，そして経過観察の為の受診が主なので，さほどに診察室に入っても出てくるまでに時間がかかりません。
しかし，今回のような診察日での受診は，なかなか出てこない人や，部屋の明かりが消され，エコー検査をしているであろうことが想像できる人たちがたくさんいました。
また，時折【どうも悪い細胞が確認できて・・・】とか【乳がんであることは確定したので・・・】なんていう声も漏れ聞こえてきてしまい，何だか悲しい気持ちにもなりました。

１６人に１人の割合でいると言われる乳がん。
少しでも罹患する人が減ればいいのになぁ。
悲しい気持ちや苦しい思いをする人が少しでも減ればいいのになぁ！！！

わだじゅんは，いつもと同じ注射と投薬だったけれど，長い長い３時間強でした。






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