相手意識のある配慮に、ほっこり気分

宮城福島で震度６の地震があった後、
『航空会社が、受験生のために臨時便を出した』という
ニュースがありました。
私は、記事を斜め読みしてしまったので
あまり良く理解していないのですが、
新幹線が止まってしまった東北地方の方々にとっては
とても嬉しく、合格を絶対に勝ち取りたい！なんて
文章もあったような記憶があります。
仙台の某予備校生が、那須塩原駅(だったかな)まで家族に車で
送ってもらい、その後無事新幹線に乗れたというニュースも
読みました。

大学受験となると、今後の人生設計に少なからず関わると思うのですが
そんな大事な試験を受けられないかもしれない・・・なんて心配をしていた
受験生や親御さんにとっては、【臨時便】のニュースは
最高のプレゼントのようなものだったのではないかと思います。

このニュースを知って、私は何だかほっこり気分を味わいました。


今朝、ちょうど私が住む地域を走っている
ローカル鉄道は、駅に到着する汽車(電車じゃないのです)のため
遮断機が下りていました。

今日は、汽車が到着した後に、車で送られてきた学生さんと思われる方の
到着を待っているところでした。
その方は、走って汽車の方に向かっていて、車掌さんも
その方の方を見ていました。表情こそ確認できませんでしたが、
何だかほっこりです。
東京のように、１時間に何本もある地域なら、こんなことないのでしょうが、
何せド田舎。朝は１時間に１本ある程度。
日中となると、２～３時間に１本の時間帯も・・・
【乗れなかったら困る】という学生さんらしき方と
【(時間は過ぎているけど)乗せてあげよう】という態度の車掌さんをみて
これまた、ほっこり気分を味わうことができました。

世知辛い世の中だなぁ…そう感じることも多いけど
何だか、心を満たしてくれる事例でした。

さて、がんばろ！