父の日を前に

明日１６日は父の日

本日，娘と買い物に出かけたデパートで【父の日セール】をみて，無性に父に会いたくなった。
あの日から，もうすぐ４年半になろうとしている。

わだじゅんは，抱っこされた記憶などない。
わだじゅんに子どもができて，鼻の下をのばしながら孫をかわいがる父に
【そんな風にかわいがられた記憶がない】なんてことをつい言ってしまった記憶がある。父はすかさず，【お前たちを育てる頃は，そんな余裕なんてなかった】って言っていたけど，それが本音だったろうと思う。そして，なんて馬鹿なことを言ってしまったのかと後悔もした。

父は，とても働き者だった。
平日は会社勤め。休日は野良仕事。
いつ休んでいるのかと思うほど仕事着姿だけの父が思い浮かぶ。

元気な頃は怖い存在で近づき難かったけど，父の病気を機に深い話もできるようになった。
【お前の好きなようにするがいい】
亡くなる１か月ほど前に父が言ってくれた言葉だが，本心はどうだったのだろうか。
実家のこと。
水田のこと。
父の兄弟たちとのつき合いのこと。
・
・
・
・
・

もし，父が生きていたら・・・
わだじゅんにどんな言葉をかけてくれるだろうか？？？

【無理だけはするなよ】
【親よりは長生きしろよ】
【無理して仕事を続けなくていいぞ】
【ちゃんと薬を飲んでるか】


今朝も，日課となっている実家の仏壇に手を合わせ，にこにこ顔の父に報告をしてきた。
父が亡くなったのは月曜日。
だから，しばらくの間は７日毎にお墓参りもしていた。しかし，今では月命日のみになってしまい，母に任せっきりである。

父の日にあわせて，明日は，久しぶりにお墓参りでもしようか。

その前に，そろそろ夢の中にでも出てきてくれたらいいのに・・・




にほんブログ村