鬼門だらけの阪神タイガース。ファン歴40年の作家が、阪神タイガースが負ける訳を人知れず分析して呟くブログ

東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアム、名古屋ドーム等の鬼門球場や聖地甲子園で繰り返される阪神の負け試合を中心にアーカイブ

阪神vs巨人の来季打線比較!!

2017-12-16 09:42:44 | スポーツ
<1番> 
阪神 糸井(ライト)打率290、17本、62打点、21盗塁 
巨人 陽岱鋼(センター)打率264、9本、33打点、4盗塁

<2番>
阪神 鳥谷(サード)打率293、4本、41打点、8盗塁 
巨人 マギー(セカンド)打率315、18本、77打点、4盗塁

<3番>
阪神 大山(セカンド)打率237、7本、38打点、2盗塁 
巨人 坂本(ショート)打率291、15本、61点、14盗塁

<4番>
阪神 ロザリオ(ファースト)打率339、37本、111点 10盗塁
巨人 ゲレーロ(レフト)打率279、35本、86点 1盗塁

<5番>
阪神 福留(レフト)打率263、18本、79点 1盗塁
巨人 阿部(ファースト)打率262、15本、76点、0盗塁

<6番>
阪神 中谷(センター)打率241、20本、61点 2盗塁
巨人 長野(ライト)打率261、16本、46点、6盗塁

<7番>
阪神 糸原(ショート)打率259、1本、24点 1盗塁
巨人 岡本(サード)打率194、0本、2点、0盗塁

<8番>
阪神 梅野(キャッチャー)打率206、2本、33点 1盗塁
巨人 小林(キャッチャー)打率206、2本、27点、2盗塁

来シーズンの阪神と巨人の打線を比べてみた(あくまで一例)。

1番は糸井の圧勝。同じ日ハム出身だが、
事実上の戦力外だった陽は、足の故障もあり、
上がり目はないだろう。
一方の糸井は、一年目で
阪神・セ・リーグに慣れ、
来年は、ロザリオの加入で
もっと気楽な形でやれる。
更に成績は上がるだろう。

2番はマギーの勝利か。
今年もよく活躍したと思う。
腐っても元メジャー。
来年は年齢との戦いだろう。
ある意味、鳥谷と、どちらが
自身の経年劣化を
食い止めるかの戦いといえよう。

3番は良い勝負になりそう。
大山の打席での風格は、
スラッガーのそれである。
一年通じて出場すれば、
20本は軽く打ちそうだ。
坂本も実績のある選手だが、
ここは双方のファンの期待枠だ。

4番の助っ人対決は、
実績からいえばロザリオだろう。
バリバリの大リーガーだったロザリオに対して、
ゲレーロは実質1年だけ
ちょっとかじった程度の実績である。
本拠地の違いはあるが、同じ条件なら
ロザリオの方が打ちそうだ。

5番は、身体が丈夫な分、福留か。
同じような成績だと改めて思わされた。
実績、存在感とも十分な両人だが、
故障持ちの阿部より
福留の方が、まだ長持ちするような気がする。

6番は、ほぼ間違いなく中谷だろう。
度重なる故障もあり、すっかり
過去の人になってしまった長野。
ちょうど成長期の中谷が優に上回るだろう。
33歳と年齢以上に老けた印象の長野に
哀しさを覚える。嫌いだけど頑張ってほしい。

7番も糸原だろう。
巨人は岡本か吉川か。
どちらにしても、実績がないので未知数である。
一年目をベースに伸びる糸原の方が成績を
残しそうである。
阪神は、上本、西岡、植田でも面白い。

8番も似たような対決である。
肩は強いものの・・・対決。
小林は菅野と、梅野はメッセと相性が良い。
阪神も巨人も、このキャッチャー対決が
意外にチームの浮沈を左右しそうである。
控えに、強打の宇佐見と原口がいるのも
同じである。

並べてみると、同じ境遇・実績の選手が
思った以上にいて面白かった。
来シーズンは、チーム同士もさることながら、
選手個人同士の戦いも楽しみである。

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