金本の監督続投が賛否両論になる理由・・・監督業×ＧＭ業○

金本の監督続投に
批判的な人もいれば、
やむなしとする人もいる。

私は明らかに前者だが、
なぜ意見が分かれるのだろう。

その理由は明確で、
金本が“監督業”を
十分こなせない一方で、
“ＧＭ業”は十二分に
勤め上げているからだろう。

中谷や高山が育っていないというが、
大山は最後、自力で花開いたし、
糸原も、自力で育った。
（切腹監督のお蔭？！）
陽川もそれなりに育ったといえる。
彼らは、金本が見出だした
選手といえるだろう。

ピッチャーに関しては猶更で、
無名の小野、才木を見出し、
誰も関心がなかった
桑原だって２年連続で
活躍している。

選手を見る目は確かなのだ。
スカウト、ＧＭとしては
十二球団屈指の働きと
いえるだろう。

一方で、監督の役目には
疑問符が幾つもつく。

先発メンバーの起用は
ファン、選手が納得する
ものではない。
若手を育てるといいながら、
消化試合で森越を先発させる
のがいい例だ。

野手のコーチングでいえば、
片岡に任せているのかも
しれないが、第三者に
端的に間違えを指摘される
くらいである。

采配も、セーフティースクイズに
代表されるようにマヌケなもので、

他人事のようなコメントで
ファン、選手を白けさせるのは
今更言うまでもない。

コーチも選手も
監督出来ていないが
選手の能力を見出す力は
人一倍ある。


ごっちゃになって、
監督を続けて
欲しいという人がいるが、
結論からいうと、
監督を辞めてもらって
ＧＭ業に専念してもらうのが
ベストなのではないだろうか。

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