写真は 2009年に撮った、奈良県の天川村の写真です 懐かしい～～
こんにちは。8月12日は 全日空御巣鷹山の事故から36年目とのこと
以前に、ブログに書いたかもしれないですが
36年前のその日、私とオネエは 祖母の田舎に遊びに行っていました
私たちは、横浜生まれで、両親も父は横浜。母は、お家の仕事の関係で
全国を転々としていたので、生家は無く、成人してから横浜で暮らしていたので
いわゆる 『 いなか 』 がありません。
だから、
お盆に帰省って言うのは経験したことが無く
その代わりと言っては何ですが、父は良く私達を旅行に連れて行ってくれました
私達の祖母は、埼玉県の児玉と言うところで生まれ
当時も祖母の兄弟姉妹がそこに住んでいるので、生家もあって
『 いなか 』の無い私達は
時々、祖母の田舎にお泊り帰省っぽい事をさせてもらっていたのです
36年前の8月12日も 祖母とオネエと3人で児玉の叔母さんの家に泊まりに行っていました
そこの、長男のしんちゃんの奥さんと、近所の親戚の女の子と4人で
久しぶりだから、遊びに行こう！ ハイキングに行こう！！
って事で、ちょっと離れたそんなに高くない山にハイキングに行ったのです
お昼ご飯を食べて、午後から出発
ハイキングを始めたのが少し遅かったので
「なんとなく、夕方になってきたね～」
なんて話しながら
「暗くならないうちに帰らないとね」
って
4人でハイキングをしていました
夏なので、日が長いですが、さすがに6時過ぎて
「いい加減、帰らないと遭難しちゃうよ」
なんて冗談を言っていたその時
上空をヘリコプターが数台 同じ方向に飛んでいくのが見えたのです
「あ！ もしかして、私達に捜索願が出たの～～ 」
「いやだなあ～ も～ ここだよ～～」
なんて、今思えば、とっても不謹慎な態度で、上空のヘリコプターに向かって
私達は冗談で 手を振って 叫んでいました
ヘリコプターはドンドン頭の上を通り過ぎて となりの山の方に向かっていくのです
「なんか、向こうの山で何かあったのかね」
「とにかく、私達も遭難したら大変だから帰りましょう」
児玉の叔母さんのお家に戻ったのは確か 19時過ぎていたかなあ
叔母さんに
「あら、遅かったね。なんか隣の山で遭難事故があったみたいで
アンタたちの事心配していたのよ」
…
…
テレビからニュースの声が聞こえてきました
【 日本航空123便 御巣鷹山で墜落事故
死者多数… 生存者の確認取れず … 】
…
…
あの時、上空を飛んでいた数台のヘリコプターは
となりの御巣鷹山に向かっていたのですね
なんだか、その日の晩御飯
叔母さんがたくさん作ってくれたのですが
食欲がなくなってしまって… 何を食べたか覚えてない
さて、今日のところはおしまいにします。
そんな、思い出
毎年、御巣鷹山の事故の日が来ると この事を思い出します
段々遠い昔の事になっていきますが
私は絶対忘れない って 思いました
ご冥福をお祈りいたします。
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