空は、世界につながってる!
震災後3年目に突入です。でも、2011年3月11日は決して忘れない。
助け合いの精神は不滅です!
NIPPON ! がんばれ! 大和魂全開だ☆
東日本大地震の被害に遭われた多くの方々から、元気に復活の年になりますように!
自分ができることを探して、自分ができる事を続けて行きます
心と気持ち、物の大切さを見直します!
がんばれニッポン
つながる! 日本
こんにちは。
私には、子供の頃から現代人とはちょっと違う感覚を
持っていると言うのか残っているようで
他人には見えないものが視えてしまったり、
聞こえない事が聴こえてしまったり
感じたり、しゃべったり、そんな能力が残っているのです。
ヨロズヤフォーシーズンの山岳研修に行くと、
必ず【山のおじさん】と私が呼んでいる方がいて、
その山のあれこれや、お天気、自然の状況、私達パーティの案内役など
色々な事を教えてくれて、いつも安全に登山ができるように守ってくれています。
持ちろん、他の人には見えないので、
私が【山のおじさん】のメッセージのパイプ役です。
今回の
山岳研修in蓼科山でも、もちろん【山のおじさん】が、いろいろとアドバイスしてくださいました。
…
…
まずは初日。
シャチョーさんの数十年前の記憶に頼って登山口から登り始めたのです。
登山を始め、しばらく歩いていると、
聴こえてくるのです。
声が。
おや? でも、いつもの【山のおじさん】じゃないな…
もう少し若い人のような声です。
初めての人。【蓼科の人】??
何だか、すごく寂しそう。
だって、話していることが、ちょっといじけているのです。
「ここは、余り、人が来ないんだよ」
とか、
「来るって言って、別のところに行ってしまう」
とか、
「まあ、あんまり、他人に入って来てもらいたくないのは、正直なところなんだけど」
とか…
え~~そんな事言わないで下さい。
折角来たのだから。
でも、しばらくお話していると、
段々と、この辺りの山の話をしてくれ始めて
「この山は、修行のための山だったから、天狗さんやカラス天狗さんもいたんだ。
まだまだ妖精もいるから、あなたにも見えるかもしれないよ」
って、教えてくれた場所がこちら。
あら、ヤダ、楽しそう!
って、視えないですよね。楽しい音楽(お囃子)も聴こえてきたのですが
聴こえないですよね…
こうして、登る事3時間ほど。
シャチョーさん曰く
『1時間半ものぼれば、山小屋だし、そこから3,40分で頂上だ!』
という言葉もむなしく、山小屋なんて全く見えてこないし気配もない。
それよりなにより、
私自身が、何だかとても嫌な気持ちになってきたのです。
『何だか、誰かに何かありそう…』
私の感覚(能力)は、他人の生死にかかわる事・もしくは重要な事故などの時に、
頭のどこかでアラートが鳴り、何とも言えない嫌な気持ちになる…
そんな感じがし始めたのです。
そして、【自分の事は判らない能力】ですので、
その「嫌な事」は、確実に私以外の
すなわち、シャチョーさんか姪に降りかかる出来事という事になるのです。
どうしよう、と思ったその時、
じゃ===ん
【山のおじさん】登場です!
でも、山のおじさんは
『(私の嫌な気持ちに対して)そうだね、う~ん。雨が降るからね…降りた方が良いかな…』
と、ちょっと遠慮しがちにアドバイスです。
何故なら、
【山のおじさん】の隣に【蓼科の人】が一緒にいて
…え、やっぱり、帰っちゃうの、やっぱりこの山は、誰も来てくれないんだ…
って、いじけているから、気を遣ってお話されていたみたいです。
『そうか、そうなんだ、雨降るって言ってるから、下山しようって言おう!』
だって、『シャチョーさんか姪が大けがするかも!だから下山しよう!』なんて言えないもん。
すると、山の上の方から、下山してくる人が来たので
「ここから、山小屋までどのくらいですか?」
「え~~ここからだと、1時間以上かかるよ。いや~きついわ」
…
…
決断しました。
一緒に歩いていた姪に
「雨が降るって、【山のおじさん】が言ってるから、下山しよう」
そして、膝の手術後初の登山で、ゆっくり後から登ってきているシャチョーに
電話(今は便利ですね)して、下山の決意を連絡しました。
もちろん、空は、そんなに曇っていませんでしたが、
【山のおじさん】の言う事は、本当に正しいのです。
下山する私達の後ろ姿に、
どこからともなく【蓼科の人】が
『もう来ないの? 来てほしいのです。
寂しいよ。来てすごく良いから。明日もう一度来て!すごく良いから』
そして、最後に
『別の入り口があるんだよ』
って。
ふ~ん、別の入り口??
私も心の中で、
『また来るから! 絶対来るから。
でも、今日みたいになかなか山頂に着かないきつい山なら改めて来ないとヘロヘロだ~~』
そんな風に、【蓼科の人】に叫んだのです。
…
…
この後、下山しキャンプ場でテントを張り終えるころ、
雨が降り出しました。
タイミング良くテントも張り終わっていたので、
さすが【山のおじさん】のいう事はすごい!って、みんなで絶賛でした。
夜通し降った雨も、翌日はスッカリ晴れあがり、
シャチョーもキャンプ場の受付から地図をもらって、本日の行動作戦を練ろうと
その地図を良~~く見たら、
あらら、蓼科山って、もう一つ登山口があったのです。
7合目口って言うのが、もう少し上まで行く道路があったのですよ!
じゃあ、7合目からリベンジね。
翌日、登り始めたら、早速【蓼科の人】が
『ありがとう、ありがとう! 今日はとっても良いよ、眺めが良いよ、ありがとう!』
って。
無事登頂し、お天気にも恵まれて楽しい山岳研修でした。
さて、今日のところはおしまいにします。
…
…
あの『嫌な感じ』はどうなったの?
実は、キャンプ場で、テントの支度をしていた時
シャチョーさんが
『あ===シャインちゃん!!』
何事かっ!?
シャチョーさんのお守りのパワーストーンブレスレットがぶっちぎれた。
特に引っ張ったわけでもなく、
椅子に座ろうとしていただけなのに
突然切れてはじけ飛んだそうです。
薄暗がりの中を、拾い集めました。
お守りがはじけるのは、何か特別な力がシャチョーさんに加わったと考えられます。
それを、守ってくれたので、多分はじけたのでしょう。
だって、実は、研修の前にブレスレットの緩みを直しておこうと思い
1週間ほど前に、ブレスレットのゴムを新しいものと取り替えたばかりだったのです。
帰って来てから、修理しようと思い、ブレスレットの状態を見たら
4本入っているゴムが、途中でプッツリと切れている。
…
…
やはり、初日は下山して良かったのですね。