これは熱帯アメリカからの帰化植物。
日本には古くから「タカサブロウ」という花があった。
それと同じような花でアメリカ原産なので「アメリカタカサブロウ」という名前になったようだ。
日本の「タカサブロウ」という名の語源に関しては諸説があり、不明らしい。
諸説というのは、高三郎という人が、この草の茎を使って文字を書いたからだとか、古名のタタラビソウが変化したからとかなど。
でも、「アメリカタカサブロウ」って変な名前、何だかしっくりこない。
やっぱり、「タカサブロウ」がおかしいのかも。
ハキダメギクと間違えてしまうようだけど、全体に横に這っていて、直立している部分の上に花が付いている。
白い花は小さいが、舌状花が2列重なっていて、筒状花も白で、先が4つに分かれている。
タネもできていた。
一つ一つの上の面がひし形になっていて、緑から黒に変わっていく。
この花は水辺に多く、黒くなったタネはこぼれ落ち、水の流れによって運ばれていくようだ。
古くから日本にある「タカサブロウ」もやはり水辺に生育するので、混在している場合があるが、「タカサブロウ」の方が茎が太く、背が高くなって花も大きくなるとのこと。
書いていて「タカサブロウ」、「タカサブロウ」と連呼しているので、何となくおかしくなってしまった。
やっぱり、名前が変・・・
学名:Eclipta alba
英名:alse daisy , white eclipta
科名・属名:キク科 タカサブロウ属
原産地:熱帯アメリカ