日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

アメリカタカサブロウ(アメリカ高三郎)

2021-10-21 07:00:00 | 植物

これは熱帯アメリカからの帰化植物。

日本には古くから「タカサブロウ」という花があった。

それと同じような花でアメリカ原産なので「アメリカタカサブロウ」という名前になったようだ。

日本の「タカサブロウ」という名の語源に関しては諸説があり、不明らしい。

諸説というのは、高三郎という人が、この草の茎を使って文字を書いたからだとか、古名のタタラビソウが変化したからとかなど。

でも、「アメリカタカサブロウ」って変な名前、何だかしっくりこない。

やっぱり、「タカサブロウ」がおかしいのかも。

 

 

 

 

ハキダメギクと間違えてしまうようだけど、全体に横に這っていて、直立している部分の上に花が付いている。

白い花は小さいが、舌状花が2列重なっていて、筒状花も白で、先が4つに分かれている。

 

 

タネもできていた。

一つ一つの上の面がひし形になっていて、緑から黒に変わっていく。

この花は水辺に多く、黒くなったタネはこぼれ落ち、水の流れによって運ばれていくようだ。

古くから日本にある「タカサブロウ」もやはり水辺に生育するので、混在している場合があるが、「タカサブロウ」の方が茎が太く、背が高くなって花も大きくなるとのこと。

 

書いていて「タカサブロウ」、「タカサブロウ」と連呼しているので、何となくおかしくなってしまった。

やっぱり、名前が変・・・

 


 

学名:Eclipta alba

英名:alse daisy , white eclipta

科名・属名:キク科 タカサブロウ属

原産地:熱帯アメリカ

 

 

コメント (2)
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