2泊3日の鹿児島旅行、1泊目の宿は鹿児島・指宿にある「月見荘」。
この宿は日帰り施設の「砂むし会館砂楽」の目の前にあった。
宿はこじんまりとしていて、家族で営んでるようだった。
到着した時は全員で出迎えてくれた。
2階建ての宿なのにエレベーターも設置されていたのには驚いた。
道路に面していたので、眺望はあまりなく、窓から錦江湾が見えたくらい。
でも、車の音なども全く気にならず快適そのものだった。
宿での楽しみはやっぱり温泉と食事。
早速、食事前に温泉に入ってみた。
小さな宿だったためか、お風呂では誰にも会わず、貸し切り状態だった。
内風呂とそこから続く露天風呂があった。
やっぱり温泉は最高、ナトリウム塩化物泉なのかな? 泉質も申し分ないし、お湯は柔らかく感じられ、湯上り後もいつまでも身体がポカポカしていた。
夕食は食べきれないほどの量があり、料理は一品一品が丁寧に作られている感じがした。
繊細な味、目でも楽しめる細やかな盛り付け、焼き豚骨、キビナゴの刺身など、郷土料理もあった。
建物自体の作りは少し古い感があったが、すべてリフォーム済み、掃除は行き届いているし、全く言うことなし。
スタッフの対応も良かったのは小さい宿だからこそなのだと思う。
指宿は大型の宿が多いが、敢えて小さな宿を選んで正解だった。