ミズヒキの赤い花は良く見ますが、珍しい白い「ギンミズヒキ(銀水引)」を見つけました。
夏の終わりから秋にかけて小さな花を咲かせるミズヒキですが、熨斗のミズヒキに似ているからと、この名前になったようです。
葉の脇から長い花茎が伸びて、そこに米粒のような小さな花を点々と付けています。
でも、この花には花弁がなくてガクだけなのです。(以下これを花とします)
赤花のミズヒキのガクは紅白で上が赤、下が白になっています。
いつも上からしか見ないので赤い花にしか見えませんが、ひっくり返して下から見ると白いガクが見えるのです。
ところがギンミズヒキはどこから見ても真っ白なのです。
あと、茎の色も違います。
ミズヒキは花と同じように赤っぽくなっていますが、ギンミズヒキは緑色で、赤くなりません。
ミズヒキ---茎が赤い
赤でも白でもミズヒキはひょろひょろしていて、ちょっとのことで揺れてしまうので、なかなか良い画像が撮れません、難しいですね。
学名:Persicaria filiformis
科名・属名:タデ科 イヌタデ属
原産地:日本全土、朝鮮、中国など