ウォーキング中、あちこちでウメ(梅)の花がちらほらと咲いているのを見かけるようになったので、大きな公園に行ってみました。
やはり、今年もまた満開の「寒紅梅」の木に会えました。
周囲は枯れたような色ばかりの冬の風景の中に、3本の大きな木があるのです。
そのうちの2本は満開でした。
そして3本目は満開にはまだまだ程遠く、丸い蕾がいっぱいでした。
同じ立地条件なのに、もしかするとこの本は他の2本とは品種が違うのかもしれません。
この3本のうちの1本の木の横には木札が立っていて、「寒紅梅」と書いてありました。
寒紅梅について調べてみると、早咲きの梅、1月頃から咲き始め、花は濃い紅色で八重咲き、または一重咲きの花となっていました。
花の裏側のガクが茶色なのが特徴で、花色は開花が進むにつれて、少しピンクがかってくるようです。
紅梅は品種の特定が難しい
梅の中でも特に紅色の花を咲かせるものが紅梅です。
紅梅の品種は多く、例えば寒紅梅に似た品種として、八重寒紅、鹿児島紅、未開紅、楠玉、珊瑚などがあります。
これらはすべて早咲きで、花は濃淡はあるけれど紅色の梅、それにそれぞれの特徴もよく似ています。
そうなると、素人では区別するのがなかなか難しくなってしまうようです。
学名:Prunus mume 'Kankobai'
英名:Japanese apricot(梅)
別名:寒紅(カンコウ)、八朔梅
科名・属名:バラ科 サクラ属
原産地:日本(栽培品種)