以前に見つけた「フウセントウワタ(風船唐綿)」、その時はまだ9月の終わり頃でした。
白い花がびっしりと咲いていて、同時に実も生っていました。
でも、今は花は見当たらず、実だけがたくさん残っていました。
フウセントウワタの実は5cm~10cmくらいの大きさがあって、トゲトゲしています。
でも、そのトゲは柔らかいので、触っても全然痛くないのです。
そして、実は花が咲いた後、約2ヶ月くらいで成熟するようです。
成熟すると縦に裂けて、中からタンポポのような下にタネのついた綿毛が飛散します。
花は6月~9月ごろ咲くので、逆算するとタネの飛ぶ時期は8月~11月ごろになるわけなのですが・・・
今はもう1月も終わってしまうのに、どうしてかこの風船の中のタネたちは全く飛び立つ様子もありません。
飛び立つ時期を間違えてしまったのでしょうか?
フウセントウワタの木はここでしか見ていないので、他の所にある木と比べることができません。
他の木の風船たちはどうなのでしょう、真冬でもまだ残っているのでしょうか?
学名:Gomphocarpus physocarpus
英名:Milkweed, Wild cotton
別名:フウセンダマノキ(風船玉の木)
科名・属名:キョウチクトウ科(ガガイモ科) フウセントウワタ属
原産地:南アフリカ