ウォーキングコースの途中にある家、庭の大きな木に黄色い花がたくさん付いていた。
今までは全く気に留めていなかった木だったが、黄色い花が目立っているために気づいた。
その黄色い花はすべて房になって勢いよく上に向かって咲いている。
花や葉は「ヒイラギナンテン(柊南天)」にそっくり。
でも、ヒイラギナンテンの花は春先に咲くからちょっと違う気もするし、こんな大きな木にはならないと思うし・・・
どの資料を見てもヒイラギナンテンの樹高は1.5m~2mとなっていて、常緑低木と書いてある。
でも、この木は明らかに4m以上はあると思う。
屋根の上にある電線にもうすぐ届きそうになっているのだから。
近寄ってみるとやっぱり「ヒイラギナンテン」そのもの。
気になって調べてみた。
これはセイヨウヒイラギナンテンで、「マホニア・メディア」と呼ばれているもの。
ヒイラギナンテンとマホニア・ロマリフォリアの交配から生まれた品種のようだ。
その中にはマホニア・チャリティー、マホニア・ウィンターサン、マホニア・アーサーメンゼス等の種類がある。
全部の品種の特徴が似ているものだから、今回見つけた木がどれに当たるか分からない。
でも、4mくらいになるのはマホニア・チャリティーだけだから、きっとこれはチャリティーだと思う。
他の品種は3mくらいにしかならないようだ。(間違っていたらゴメンナサイ)
学名:Mahonia ×media 'Charity'
英名:Media mahonia , Charity mahonia
科名・属名:メギ科 ヒイラギナンテン属
ヒイラギナンテンと台湾原産のマホニア・ロマリフォーリアの掛け合わせ