夏になるとアオイやフヨウ、ハイビスカスなどの似たような花をよく見ます。
それらの花は木なのか草なのか、花の大きさはどうなのか、葉の形はどうなのかと、今は区別がつくようになりました。
ところが、ウォーキング中にちょっと変わった花を見つけました。
木ではなく、草になっていて、草丈は50cmほど、花は小さなハイビスカス、葉は掌状で5つに裂けていて、モミジアオイの葉を幅広くしたような形でした。
雌しべは上を向いていないので、やっぱりフヨウではなくてアオイの仲間に違いないと思い、画像検索をして調べてみました。
そうしたら、本当の名は「アベルモスクス」でハイビスカスと言うよりもオクラの仲間だということが分かりました。
(オクラの学名は『アベルモスクス・エスクレンツス』なのだそうです)
この花は他にも、アジアンハイビスカス、アカバナワタという名前もついています。
インド原産なので耐寒性がないため、元々は宿根草なのですが、一年草として扱われているようです。
ハイビスカスに似た花は赤くて中心部がクリーム色になっています。
やっぱり一日花なので、夕方になると萎みます。
一年草ですからタネもできるのでしょうね。
ネット上にはタネを蒔いて育てている人の様子も出ていました。
発芽率もとっても良いらしいく、ほぼ100%芽が出るようです。
あまり大きくならないし、花もたくさん咲くようなので、鉢植えで育ててみたいですね。
学名:Abelmoschus
英名:Musk mallou、Musk okra、Mbrette
別名:アジアンハイビスカス、アカバナワタ
科名・属名:アオイ科 トロロアオイ属
原産地:インド