「ペラルゴニウム・シドイデス」は数あるペラルゴニウムの原種の中の一つです。
ペラルゴニウムの園芸種の派手さに比べると、独特の落ち着いた花色の小さな花が可愛く、ビロードのような質感の丸いシルバーリーフがおしゃれです。
花色が濃いワインレッドとでもいうのでしょうか、派手な色ではないため、あまり目立たないのですが、花期がとても長く、春からずっと咲いています。
この花色から別名では黒いペラルゴニウムとも呼ばれているようです。
シルバーの丸い葉がこんもりと茂り、そこから細い花茎が長く伸びて、先端に1~2cmほどの小さな花がいくつか咲きます。
全体的にひょろひょろとして弱そうな感じですが、結構丈夫な花のようです。
学名:Pelargonium sidoides
英名:サウスアフリカンゲラニウム(South African geranium)
別名:ラバスサム
科名・属名:フウロソウ科 ペラルゴニウム属
原産地:南アフリカ(原種の主な自生地)