正式な名前は「オクナ・セルラタ」です。
ミッキーマウスに見えますか?
私にはそれほど・・・
でも、インパクトは十分あります。
パッと目を引きますから。
鉢植えになっていましたが、花が終わって実ができていました。
春から夏にかけて黄色い花が咲くのですが、その花は見逃してしまいました。
花が咲いた後、授粉すると緑色だったガクが赤くなり、中心には実ができます。
その実は最初は緑色で、熟すと黒くてつやつやした実になります。
それがこの写真のような状態です。
そして、黒い実とガクの色や姿から「ミッキーマウスツリー」や「ミッキーマウスの木」と呼ばれているのです。
オクナ属の木は80種類くらいあるようで、「オクナ・セルラータ」以外にもミッキーマウスの木と呼ばれている品種があります。
良く似ているのが東アフリカ原産の『オクナ・キルキー』で、こちらもミッキーマウスの木と呼ばれています。
この2つは本当にそっくりです。
見分け方は「セルラータ」の方が全体が小さくて、葉が2~6cm、花が2~3cmほどで、「キルキー」の方はそれよりも一回り大きくて、葉が5~10cm、花が4~5cm位のようです。
これだけの違いだったら、同時に見て比べなければ区別がつきませんね。
学名:Ochna serrulata
英名:Mickey-Mouse plants、Bird's-eye bush
流通名:ミッキーマウスの木、ミッキーマウスツリー
科名・属名:オクナ科 オクナ属
原産地:南アフリカ東部