ウォーキングコースの途中の家のフェンスには見事にアサガオが絡まって咲いています。
その場所を通るたびに葉も花も増えて、勢いよくどんどん広がっていて、この数日間でとうとうフェンスがすべてアサガオで覆い被さってしまいました。
夏になるとこの場所は毎年同じ風景で、同じ色のアサガオの花です。
アサガオって毎年タネを蒔いていたので、ちょっと変だなと思っていたのでした。
よく見ると、花は普通のアサガオと同じだけれど、葉っぱの色が濃いような気もするし、形も違っている。
何よりも午後になっても花が咲いているはおかしいと思っていながら近くに寄って写真を撮っていたらその家の人が出てきました。
「この花は”オーシャンブルー“というアサガオで数年前に植えたまま放りっぱなし」と教えてくれました。
「オーシャンブルー」とは初めて聞いた名前でした。
そこで調べてみました。
「オーシャンブルー」はノアサガオの園芸品種で宿根アサガオとか琉球アサガオという名前で流通しているようです。
宿根アサガオだから毎年同じ花が咲いていたのだ、と納得しました。
特徴としてはツルが10メートル以上も伸び、葉も普通のアサガオより大きくてハート型をしていること。
そして何よりも花が房状になるほどたくさん付き、その花は夕方まで咲き続けるということでした。
葉は基本的にはハート型となっていましたが、このオーシャンブルーの葉はなぜか二種類の形がありました。
切れ込みが入る葉と、切れ込みが入らない楕円形の葉でした。
若い葉とか古い葉とかの区別はなくて、混在していたのです。
何故なのでしょうね。
学名 :Ipomoea indica
英名:Blue ocean、Capetown blue
別名:ノアサガオ(野朝顔)、シュッコン朝顔(宿根朝顔)
科名・属名: ヒルガオ科 サツマイモ(イポメア)属
原産地:日本南部、熱帯~温帯地域