畑の片隅にルドベキアのような花で中心部が盛り上がっている独特な姿のエキナセアが植えられていました。
この畑にはピンクと白の花だけでしたが、エキナセアには赤やピンク・オレンジ・黄色・白などさまざまな色があります。
この花はルドベキアとよく似ていて区別が難しかったのですが、今はもう分かるようになりました。
ただ花を見ただけでは区別が難しい時もあるのですが、茎や葉を触ってみたり、花をひっくり返してガクを見たりすれば確実に分かります。
※ 茎や葉の様子
ルドベキアの茎と葉の表面には細かな毛のようなものが多くあって、そのためにザラザラとした手触りになっています。
ちょうどヒマワリの茎や葉を触った時と同じような感じです。
それに比べてエキナセアの茎の毛はまばらで、葉もザラザラ感は全く感じられません。
※ ガクの様子
これは全く違っているので、一目瞭然です。
エキナセアのガクはトゲトゲとしていて硬い感じです。
ルドベキアは普通の柔らかいガクです。
エキナセアという名前はギリシャ語でハリネズミを意味する『エキノース』から来ています。
蕾を包んでいる苞が尖っていて、それがたくさん集まった形がハリネズミに似ているからというのが名前の由来だそうです。
学名:Echinacea
英名:Echinacea、Purple coneflower
別名:ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)、ムラサキセイヨウギク(紫西洋菊)
科名・属名:キク科 エキナセア属(ムラサキバレンギク属)
原産地:北アメリカ