びわこオオワシ夢日記

びわ湖で越冬するオオワシを追って30年、オオワシを通じて「人とひと」の出会いと自然を大切にしたいと思っています。

横取り作戦

2023-12-06 | オオワシ
オオワシ19日目
天気予報は晴れ気温16度とか。
風も無さそう。
つまり日中は小春日和てこと。
8時前に現場着、レンズはいつものソーラーパネル上の紅葉樹を向いている。
南から中道に入って、朝のご挨拶と記念撮影。
おばちやんおはよう、カラスを気にせずどっしりしていたら。
ここのつがいはちょこちょことハエみたいにうるさいのよ!
てな会話(笑)

ここなら奥びわこは見える。
ならばBへと決めて移動。私一人。
Bからは金比羅宮の樹木で全く見えず。
麓のWさんに飛び出したらワン切りもらうことにして待機。
しばらくしたらワン切りだ。
すぐに頭上を通過、取水塔辺りを目指している。
奥のエリまでは行っていない。
旋回した。

急降下。

トビを蹴散らしている。取水塔のすぐ横。
トビの獲物の横取りだ。
目標が解った。

獲るぞ!

掴んだ!

オオバンの死骸。 おばちやん、鳥の死骸はインフルの可能性があるからダメって言っても通じず。

尾上の集落に向かって。

高度を上げて山本山へ。

そこで麓のWさんへお返しの電話。尾上のお寺の上から帰るよって。

さて、追っかけで麓に移動。
例の紅葉樹で羽をむしっている。
またカラスやトビが集まりだした。

そこへ幼稚園の子供達が30人ほどオオワシ観察。
手にボール紙を筒にした望遠鏡を持っている。
居場所を教えて、カラスに追われて飛び出すよって言って間なしに飛び出した。

子供達の大歓声。
今度は執拗なトビの攻撃。

旋回してまた紅葉樹に入った。
子供達がおじいさんありがとうてハイタッチして帰りました。

用事で中抜け、山本山に着いたら飛び出して片山の稜線近くの青松に。
しばらくしたらトビがバス持って飛んできた。40センチ級のでかいやつ。

あっ落とした。

おばちゃん来い!つて山を見たらもう飛び出している。
また横取りでしっかり見てるんや。

何回も旋回して探していた。
おばちやんもっとこっちこっちやでって叫んでも通じず。

もっとこっちや。

結局諦めて帰って行きました。
私も終了。
オオワシは、トビやミサゴの獲物を横取りすべくそればっかり見ているようです。



コメント
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