温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

耐寒・保温の秘密! オオカマキリ(大蟷螂)の卵のう

2017年01月18日 | 昆虫
① 軒先で生き延びたオオカマキリのメスも1月5日に死にました(ブログ掲載)。

1月15日には大寒波で、雪がオオカマキリの卵のうにも積もっていました。

卵のうには400個ほどの卵が入っていますが、極寒をどうやって乗り切るのでしょうか。



② センサーを差し込んで物体の温度を測定できる「デジタル温度計」(-50~+260℃)を入手しました。




③ 昨日の朝8時では、植物も凍りそうな気温ー2.3℃でした。



④ この時、オオカマキリの卵のう内部は、0.0℃でした。




⑤ 11時の気温は、太陽が昇って8.3℃に上昇しました。




⑥ この時、卵のう内部は、15℃にもなっていました。

 オオカマキリの卵のうはスポンジ状で、耐寒性や保温性が優れているので、内部の卵が寒い冬を乗り切ることができるんでしょうねえ。




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