温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

東北の秘湯巡り その2 秋田県・宮城県

2018年08月04日 | 秘湯巡り
 ① 旅館を7時半に出発し、岩手・秋田の県境にある須川温泉「栗駒山荘」に向かいました。
 酸性・含鉄・硫黄ーNa-硫酸塩・塩化物泉が毎分6000㍑もの湧出量を誇っています。
 鳥海山の大パノラマを望み、乳白色の露天風呂に浸かるのは最高の気持ち良さです。


 ② 次に、秋田県にある大湯温泉「阿部旅館」に向かいました。
 渓流のそばに乳頭温泉を思わせる湯屋が建っていました。
 98℃の源泉(アルカリ性単純硫黄泉)がいたるところから湧出し、源泉蒸し風呂もありました。


 ③ 次に、泥湯温泉に向かいました。
 当初は、「奥山旅館」で浸かる予定でしたが、火事で燃えて再建中でした。
 そこで、隣の「小椋旅館」で浸かりました。
 内風風呂しかありませんが、高温の源泉(単純硫黄泉)が掛け流しでした。
 女将が湧き水を足してくれましたが、それでもどっぷりと浸かることができませんでした。


 ④ 次に、川原毛地獄に向かいました。
 硫化水素がいたるところから噴き出しているために、植物が生えず、まさに地獄です。
 渓流の岸から湧きだした源泉が滝となって、滝全体が温泉となっている「川原毛大滝湯」は数年前に浸かりました。


 ⑤ 小石が転がり落ちる音がしたので、見上げると崖にニホンカモシカ(日本氈鹿)の親子がいました。
 さすがに崖も平気で歩くことのできる偶蹄目ですねえ。


 ⑥ 次に、宮城県に向かい東鳴子温泉「馬場温泉」に浸かりました。
 源泉(Na-炭酸水素塩泉)が掛け捨てですが、黒色で木材臭がします。
 黒湯の原因は、「腐植質」です。



 ⑦ 次に宿泊地の横にある「間欠泉」へ行きました。
 間欠泉と言ってもポンプで圧をかけるところが多い中、ここは自然です。
 地下20mの空洞にたまった地下水がマグマによって130℃まで熱せられ、水蒸気圧で熱湯が噴出すものです。


 ⑧ 宿泊は、鬼首温泉 吹上旅館「峯雲閣」です。
 鬼首は、坂上田村麻呂が東征の際に鬼と呼ばれた賊魁の首をはねたことによります。
 名前の通り、源泉(アルカリ性単純温泉)が旅館周辺いたるとこで吹き上げています。


 ⑨ 大露天風呂の横には、天然の滝つぼが温泉になっています。
 しかし、夏はアブが多いので、春や秋が最適かも知れません。


 90 宮城県もクマゼミはいません。旅館の女将も「クマゼミって、どんな姿をしているんですか?」と聞き返してきました。
 しかし、ヒグラシ(蜩)が、カナカナと鳴いていました。クマゼミよりも風情がありますねえ。


 91 二日目は、色々な温泉に浸かりました。
 明日もがんばりますよ!


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