温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

サトジガバチ(里似我蜂) ガの幼虫を17m運ぶ!

2021年07月11日 | 昆虫
① 今日は、念願のサトジガバチ(里似我蜂)のメスが、ガの幼虫を巣穴まで運ぶ様子を写すことができました。
 庭で、サトジガバチ(里似我蜂)がシャクガの幼虫を捕まえました。(11:18)

② 幼虫をくわえて「ヨイショ、ヨイショ」と運びます。

③ 一時休憩の時に、正面から見ると、サトジガバチ(里似我蜂)の顎がガッチリしているのが分かります。

④ しばらく運ぶと、幼虫に麻酔をかけました。(11:21)
 サトジガバチ(里似我蜂)の幼虫は、このシャクガの幼虫を巣穴で食べて育つので、死んで腐っては困るからです。

⑤ シャクガの幼虫をくわえ、馬乗り状態で障害物を乗り越えていきます。
途中、二度休憩をしました。
その時、寄ってくるアリを追い払っていました。

⑥ サトジガバチ(里似我蜂)なので、飛んで運べば良さそうなものですが、シャクガの幼虫はかなり重いので不可能なようです。

⑦ 一番の難関は、垂直の壁です。
 翅も振るわせ、登って行きます。

⑧ 再度、シャクガの幼虫に麻酔をかけました。(11:27)

⑨ そして、事前に掘っておいた巣穴にたどり着きました。(11;29)
 この後の行動については、明日のブログに載せます。
 大きな疑問は、「17mも離れた巣穴にどうやってたどり着くことができるのか?」です。



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