温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

気の弱い方は見ないほうが! オビカレハ(帯枯葉)の幼虫

2018年04月09日 | 昆虫
 ① 朝、隣の神社を歩いていると、桜の幼木に毛虫の大群を見つけました。
 白いテント状の膜を張って、集団生活をしているオビカレハ(帯枯葉)の幼虫たちです。

 

 ② 無毒ですが、食べる葉が無くなると移動して、葉を食い尽くすので、家から強力なガスボンベの火炎放射器ですべて焼き殺しました。




 ③ 心配になって家のサクラ見てみました。
 すると、四季桜、陽光桜、花桃に18個の白いテントを見つけました。
 脚立に乗ってすべて焼き殺しましたが、見過ごしたものがあるはずですので、数日おきに見張る必要がありそうです。



 ④ これは、今年の1月に陽光桜の枝で見つけたオビカレハ(帯枯葉)の卵です。
 今後は、この段階で抹殺しますかねえ。
 



翅を開いてください! トラフシジミ(虎斑小灰蝶)

2018年04月08日 | 昆虫
 ① 里山を歩いていると、目の前をチョウが飛び、葉に止まりました。



 ② 翅の縞模様から「トラフ(虎斑)」という名前がついているシジミチョウです。
 蛹で越冬するために、春の早くから出現するチョウですが、数は少ないです。
 翅の後ろの方にあるオレンジ斑と尾状突起が綺麗ですねえ。
 翅の表側は、輝くようなブルーですが、翅を開かないまま飛び去ってしまいました。




 ③ 草むらにいるベニシジミは、よく翅を開いてくれるのにねえ。



お話し「花池周辺の多様な生き物」

2018年04月07日 | 日記
 ① 今日は、刈谷市今川町の「花池蓮愛好会」の総会が開催されました。
 会長の塚本様から「生き物の話をしてほしい」という依頼を受けました。
 そこで、「花池周辺の多様な生き物」という題で、昆虫や野鳥のお話をしてきました。




 ② この蓮愛好会は、12年前に山本様の発案で発足したもので、ハスの生育を中心に花池周辺の環境整備に取り組んで見えます。
 現在の会員は、50名ほどです。
 毎年、「今川花池蓮まつり」が開催され、市内外から多くの人が綺麗なハスを観賞に来られます。
 今年は、7月22日(日)9:00~11:00だそうですので、出かけたいと思います。



7年前のヤドリギ(宿り木)が生きていました! ヒレンジャク(緋連雀)

2018年04月06日 | 野鳥
 ① 庭のハナカイドウ(花海棠)にヤドリギ(宿り木)が芽生えているのを見つけました。


 ② よく見ると、一カ所だけではありません。



 ③ ヤドリギの果実は、多くの場合、ヒレンジャク(緋連雀)たちが食べます。
 ところが、種子はネバネバの物質に包まれているために、鳥の腸を容易く通り抜け、肛門から出て長く粘液質の糸を引いて樹上に付着します。
 この種子が樹上で発芽し、成長したのがヤドリギです。



 ④ この種子を冬に庭のハナカイドウ(花海棠)の幹に木工ボンドで接着しておきました。
  ヤドリギの種は、発芽すると「寄生根(きせいこん)」という根を幹の中に食い込ませ、樹木から水分と養分を吸収して成長します。
 まさに「宿り木」ですねえ。
 この写真は、7年前の6月8日に発芽し、寄生根を食い込ませているモノです。
 しかし、翌年には成長するどころか、緑の部分が見えなくなってしまい、枯れたものと思っていました。
 7年後に再度芽生えたのは、寄生根が生きていたんですねえ。 
 


庭で繁殖してほしい! クビキリギス(首切螽蟖)の雌雄

2018年04月05日 | 昆虫
 ① 庭で草取りをしていて、成虫で越冬した2匹のクビキリギス(首切螽蟖)を見つけました。
 褐色タイプのクビキリギス(首切螽蟖)のオスです。



 ② 緑色タイプのクビキリギス(首切螽蟖)のメスです。
 体色は生まれた環境で決まり、湿り気のある草地で生まれた固体は緑色、乾燥した草地で生まれた固体は茶褐色といわれています。



 ③ 口の周りが赤いねずみ男に似ています。
 噛みつかれると、首が切れても噛み続けているので、「首切」という名前がついています。



 ④ 上面から見ていると雌雄の区別はつきません。
 しかし、裏返してみると、メスには剣状の産卵管(赤丸)があります。
 庭でクビキリギス(首切螽蟖)が繁殖してくれるかな。 



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