Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

就職活動を終えて その4 「次世代へ」

2007年05月22日 21時07分51秒 | Weblog
後輩に言えることはとにかく
「視野を広く持つこと」である。
これは何も業界を幅広く見ろということではない。

俺も最初はそう思ってた。
でも興味ないところはどうがんばっても興味がないのだ。
これは俺の考えだけれど、
自分という存在を考える上で視野を広く持って欲しいと思う。

例えば俺は「人を感動させたい」という想いがあった。
何を通じてそう思うのかということを考えたとき、
それが「自分の好きなもの」を通じてというものだった。
それは映画、テレビ、ゲーム、おもちゃといったもので、
それに関わる業界は何かというと、
映画、テレビ局、ゲーム会社、バンダイとなるわけだ。
もちろんそれはそれでいい。
でも世の中にたくさん会社がある中で、
これらだけしか受けないのは非常にリスキーである。
結局俺はこの中でも超有名どころしか受けてなかったし。
すっげー視野が狭いと思った。
映像や娯楽を通じて人を感動させたいと想うのは大事だし、
もし、上記の会社のどこかに引っかかれば、
それはそれで幸せな人生を歩めたのかもしれない。
でも、実際俺はダメだった。

そこで考えたのが
そういう業界で「何をして」人を感動させたいかである。
それが俺でいう「今までにない新しいモノを生み出して」
ということだった。
俺は何も映像や娯楽にこだわる必要はなかったのだ。
俺が一番やりたいことは
「今までにない新しいモノやサービスを生み出すこと」
であったのだ。
ビール会社に行けば、新しいビールを考えるし、
化粧品会社に行けば、新しい化粧品を考えたいと思った。
そういうのが好きだから。

そう考えると、すべての業界が、企業が、
「新しいモノを生み出すこと」を目的としているわけだから、
俺の中の選択肢はグンと増えた。
あとはその中で好き嫌いを軸に選んだわけだが、
当初よりはかなり広く見れるようになったと思う。

1月とか2月、みんな面接の練習ということで、
いろいろ受けていた。
でも俺は「興味ないし、志望動機ないから」
という理由で受けず、
本命のテレビがぶっつけ本番だった。
今見ると、ESとか面接がひどい。
上記のように自分を見つめる上で視野を広く持つことを
もっと早くから実践していれば、
他の企業に対する見方も変わり、
選考を受ける気になり、実際に選考を受け、
練習になり、テレビや広告にも生かせたかもしれない。
それで内々定をもらえてかもしれない。
くそぅ。
いや、でも無理かな。あそこは。
受験と違い、相手は人間だから……。
まあ過ぎたことはいくら言っても仕方ないので、
この議論はここで終わりにするけれども。

とにかく「視野を広く持つ」ことと、
その上で「自分が何者であるのかを深く理解すること」が
何よりも大切だということは
後輩にきちんと教えてあげるべきだろう。

そーいや、俺も「視野を広く持て」とは
多くのOBや先輩に言われていたけれども、
その理由や論理性がよくわからなかったなぁ。
自分の体験を参考にアドバイスするのもよいかもしれん。
ホッホッホ。

就職活動を終えて その3 「乗り越えられた理由」

2007年05月22日 21時06分55秒 | Weblog
9ヶ月に及ぶ就職活動。
ゼミの中では誰よりも早く始めたのに、
誰よりも遅く終わる結果となった。

正直な話、まわりが決まっていく中で、
自分だけが決まらないということに対しての
不安や焦りはまったくなかった。
それよりも
「自分の行きたいと思える会社が減っていく」ことの方が
よっぽど辛かった。

まわりは金融受けてる人が多かったから、
4月も終わりぐらいになるとみんな内定もらってる。
俺は金融・商社にはまったく興味がなく、
あくまでも自分は自分というマイペースな人間なので、
まわりからどう見られていたかはわからんが、
自分と他人を比較することでの不安はまったくなかった。

そんな中、この就活を乗り越えられたのは、
やはりゼミの同期の存在が大きいのではないだろうか。
彼らはこの大学生活において、
時間こそ1年とちょっといっしょにいるぐらいだが、
密度はとても濃く、
俺がどういう人間であるかをわかってくれている(と思う)。
だから自己PRにしろ、志望動機にしろ、
根本的な変更をすることなく、
今ある俺の材料をどうやって
うまく料理しようかということを
一生懸命考えてくれた。
OBにもいろいろお世話になったが、
普段からいっしょに生活していないため、
何かあるとすぐに抜本的な改革に走る。
もちろんそれも必要なときもあったが、
その抜本的な改革が自分とは合わないものだったら、
まったく意味がない。
でも同期は俺のいいところをさらに引き出してくれるような、
そんなやり方で俺を変えてくれた。
特に4月の最初に自己PRをもっとも俺に合うように
きちんと変えてくれた秋田とまりこ、
模擬面接をしてくれた上野とひめには
感謝してもしきれないぐらいである。

次の理由は志望業界の違いだと思う。
みんなが俺と同じテレビ、広告を本気で志望し、
俺だけ内々定がなかったら、
かなりショックを受けていただろう。
でも俺とまわりはけっこう志望業界が違ったため、
まわりに内々定が出ても恨めしく思うことはなかった。
だって、その業界に俺は興味がないんだもの。
あくまで自分は自分と思うにはいい環境だった。

そして、
浪人していたことも関係しているんじゃないかと思う。
今回は9ヶ月の就職活動。
浪人のときは1年、
今みたいな先がどうなるかわからない状況にいた。
まあ受験なんてシコシコ勉強していればいいから、
就活とは違った感じだけど、
それでも浪人していたからこそ、
ある程度耐性があったのかもしれないと感じている。

就職活動を終えて その2 「いばらの道」

2007年05月22日 21時05分41秒 | Weblog
俺は好き嫌いがはっきりしている人間で、
興味のあることや好きなことはとことんこだわるけれど、
そうじゃないものはマジで適当。
むしろやらない。
そんな性格があってか、
就活はかなり絞ってやっていた。
それに悔いはない。
だって行きたくないところに行ったってしょうがないもん。

だから、最初はテレビと広告ばかり目を向けていた。
もちろん映像が好きということもあったけれど、
やっぱり、金と知名度も必要だと思い、
キー局と電博だけ。
今思えば、同じテレビと広告でも
もう少し他も見とけばよかったかなとは思うけど、
あのときの俺はそんな視点は持っていなかった。

テレビと広告以外で行きたいと思っていた会社は
バンダイだけだったので、
それ意外の会社はほとんどアウトオブ眼中。
それでいいと思ってた。
あとでまわりから「お前はアホか」と言われたが、
でも当時の俺はそれでいいと思ってた。

特にバンダイはテレビや広告以上に
会社の雰囲気や目的が自分と合いまくりで、
絶対にいけると信じていた。
もともと「モノ作り」がしたいと思っていたものの、
他のメーカーは一切見ておらず、
第1期募集はことごとく自分で切っていた。
そもそもその頃はまだフジとバンダイが残っていたし、
バンダイ受かるんじゃね?って思ってたから、
他のメーカーを切ることはごく自然のことだった。

しかし、実際はフジはもちろんのこと、
バンダイも落ちてしまい、
メーカーの2期募集にかけることに。
当然1期で7~8割埋まってしまうので、
かなり狭き門になり、落ちる落ちる。
もし1期で受けていたら、受かってかもわからん。
まあ結局ダメだったかもしれないけれど。

就職活動を終えて その1 「成功か失敗か」

2007年05月22日 21時01分13秒 | Weblog
ようやく就職活動を終えることができた。
ニヤリ。

さて、この就活、成功だったのか失敗だったのか。
それは何を基準にするかで大きく異なる。

内定出たら成功、そうじゃなきゃ失敗というのなら、
俺は成功したといえる。

行きたいと思えるところに行けたかどうかという点でも
成功したといえる。

一番最初から志望していたところに行けたかどうかだと、
失敗したといえる。

でも、自分が働きたいと思える会社に行けたのだから、
俺は満足している。
てか、行きたくない会社は受けてないけど。

思えば、去年の8月から初めて、
ちょうど9ヶ月か。
いや、浪人のときから何となく意識していたから、
正確には3年と8ヶ月か。
でも、俺は本当にぼんやり考えていただけで、
結局何も行動していなかったから、
マジで意味なかったけど。
やっぱり、ちゃんと行動に移さなきゃダメだよね。

とにかく、行きたいと思えるところに行けたので、
本当によかったです。