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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』

2017年03月13日 01時07分41秒 | 映画


これは映画ではない。
極上の焼肉だ。ステーキだ。
つまり、これでごはん10杯食えるのだ。
かわいい子が踊るとはそういうことなのだ。

もっとわかりやすく言おう。
かわいい子というのは常に界王拳10倍だ。
(単にスーパーサイヤ人よりも界王拳10倍の方が字面的に強そうなのでこちらを採用)
それが踊るというのは卍解を使うようなものだ。
界王拳10倍で卍解を発動したらどうなるか。
この強さ、想像に難くないだろう。

2歳のときにテレビで見た中山美穂がそれぐらいのインパクトだった。
だから長らく好きな女優を中山美穂としていたけど、
そろそろ変わるときが来たのかもしれない。

中条あやみに。

って、本当に男性目線からすると、
若くてかわいい子が踊るっていうんだから、
本当にそれだけで満足できる映画(笑)

お話自体はいわゆる『ウォーターボーイズ』系。
人を集めてみんなで何かやるっていう。
(まあ今回人を集めるっていうのはないけど)

僕は、高校生がみんなで何かやる映画は好きで、
特に自分が運動系の部活をやっていたせいか、
ダンスとかガチで体動かすのめっちゃ好きだから、個人的にはすごくハマった!
今回のダンスも、ただわちゃわちゃ踊るだけじゃなくて、
全米制覇っていう目標に向かって、厳しいトレーニングを続ける、
ある意味『刃牙』的なストイックさが求められるものだから、
高校生の青春以上に、己を強くする意味もあって、予想以上に面白い映画だった。


ただ歳のせいか、視点が生徒よりも先生に寄っちゃって、
そのせいで天海祐希のエピソードですげー泣いたけど(笑)
「先生、人知れず、すげーがんばってたんだなー」って(笑)

ああ、でもとにかく中条あやみがかわいすぎてかわいすぎて。。。

ちょっとごはん10杯食べてくる。

『モアナと伝説の海』

2017年03月13日 00時06分20秒 | 映画


さすがディズニーと思った映画。

いや、個人的にはもともとディズニー大好きだからね、
ある程度のフィルターがかかってしまうことはご容赦。
中にはディズニーとか好きじゃないって人もいるから(笑)

今回の映画は予告以上に面白いと思った。
なんとなーく冒険するんだろうなってのはわかっていたけど、
想像以上にアクション映画で、進み方がRPGみたいな感じだったから、
個人的にはドストライクな映画(笑)

それに加えて、人物関係がすごく明確なのがわかりやすくていい。
島を出たいモアナと、それを許さず安定を望む父。
その対比が最初から明確。
しかも父親が安定を望むのは、
若い頃、彼もまた島の外に出たくて、それを試みたものの、
荒れ狂う海に阻まれ、しかも親友を失った過去があってのこと。
理由なく反対しているのではなく、
きちんと人物背景も描かれているから、
観ている人も一方的に父親に対して負の感情を持ったりしない。

モアナは海に出たい衝動に駆られながらも、
族長の娘として、島民を守る責務もあるし、
その中で葛藤するのだけど、結局は祖母の後押しもあり、海に出る。
この祖母がね、本当にいいおばあちゃんで。
病気か何かで倒れちゃって、自分の命を振り絞って、モアナに「GO」と。
最後、死ぬシーンは描かれていないのだけど、
(モアナが飛び出しちゃったから)
まあたぶん、、、亡くなったよね。。。
ちなみに、母親は特に見せ場なし(笑)

あといっしょに冒険することになるマウイのキャラもいい。
テンションの高い自信家。
でも本当は両親に捨てられた暗い過去がある。

そもそもこいつがはるか昔に、
すべての生命の根源であるテ・フィティのハートを盗んだことによって世界に闇が広がり、
結果、モアナの島でも食糧が取れなくなったから、
それを救うために、ハートを返しに行くってのがこの冒険の発端だけど(笑)

これはディズニー映画全般に言えることかもしれないけど、
各キャラの性格がシンプルゆえにわかりやすく、
それによって人物関係も非常に明確になっていると思う。
また感情表現ストレートだから、キャラが今どういう状況なのかがスーッと頭の中に入ってくる。
話の進め方も無駄が一切ないから、変に間延びして飽きちゃうということがまったくない。
テンポよくサクサク進むし、その中で、いいことの後には、必ず悪いことが起こって、
というように、次から次へと何かが起こるから、
話に抑揚もあるし、本当に自然とお話に集中しちゃって、見入ってしまい、
きれいに映画の世界に没入できるのがいい。

歌の存在もかなり大きいと思うんだよね。
作中のセリフも歌でうたわれることもあるけど、
それも軽快でノリやすいリズムだから、とても印象強く頭や心に残ったりする。

あとやっぱりディズニーのアニメーション作品は、
舞台や世界観は本当に様々なものの、
扱っているテーマが愛とか友情とか自由とか、そういう普遍的なものだからこそ、
非現実的な世界だったとしても、共感することが多いんだと思う。
例えばだけど、「やらないで後悔するよりやって後悔した方がいい」とか
「夢をあきらめず、自分を信じれば、絶対叶うんだ」とか、
そういうごくありふれたセリフでも、ディズニー作品で観ると、
とても共感してしまうことってある気がする。
それは普遍的なテーマだからっていうのと、
やっぱり上記のようにわかりやすいキャラクター設定や話の進み方があってこそ、
だと思うんだよね。

そんなこんなで面白い映画でした。

ディズニーの、特にアニメーション作品は小さい頃から大好きです。