好きです、このサイバーパンクな世界観。
35年ぶりの続編で、映像は格段によくなった!
がしかし!
すごいのは35年前の第1作目もほとんど見劣りしないことだ。
当時、あの街並みや世界観を実写化できたのがすごい。
今作を観て、改めて思った。
内容は、だいぶ予想と違ったけど(笑)
もっとアクションシーン多いのかなと思ったけど、
ほとんどなく、ね(笑)
今回はライアン・ゴズリングが、
世界を牛耳り出さんとするジャレッド・レトの陰謀を知ると共に、
30年前に失踪したハリソン・フォードと彼の秘密にたどり着く物語。
この世界ではレプリカントと呼ばれる人造人間が存在しているのだけど、
作中では明確に誰が人間で、誰がレプリカントかってあんまり言わないので、
そこを探るのも楽しい。
人造人間というと、個人的には「ターミネーター」のイメージがあるのだけど、
この作品のレプリカントは、もっと人間寄りで、
血は出るし、割とすぐ死ぬし、人間との違いがほとんどない。
そうすると、人間の意味って何?とか考えちゃったりするんだよね。
特にジャレッド・レトの陰謀が実現すると、
よりその傾向が強くなるから、人間の存在意義がますますわからなくなる。
現実世界で、それが実現するのはほぼ不可能に近いかもしれないけど(笑)
あと、あの疑似恋愛ロボット?は進化したAVだと思った(笑)
前作観てないとわからないかというと、あんまりそうでもない気がする。
むしろ、この映画のために3つの前日譚みたいなのが作られたけど、
そっちを観ておいた方がよさそう。
ハリソン・フォードもだいぶ歳取ったな。
おじいちゃんに見えた。
孫になりたいわ。
マロソン・フォード。