Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『ブレードランナー 2049』

2017年11月14日 00時35分04秒 | 映画


好きです、このサイバーパンクな世界観。

35年ぶりの続編で、映像は格段によくなった!
がしかし!
すごいのは35年前の第1作目もほとんど見劣りしないことだ。
当時、あの街並みや世界観を実写化できたのがすごい。
今作を観て、改めて思った。

内容は、だいぶ予想と違ったけど(笑)
もっとアクションシーン多いのかなと思ったけど、
ほとんどなく、ね(笑)

今回はライアン・ゴズリングが、
世界を牛耳り出さんとするジャレッド・レトの陰謀を知ると共に、
30年前に失踪したハリソン・フォードと彼の秘密にたどり着く物語。

この世界ではレプリカントと呼ばれる人造人間が存在しているのだけど、
作中では明確に誰が人間で、誰がレプリカントかってあんまり言わないので、
そこを探るのも楽しい。

人造人間というと、個人的には「ターミネーター」のイメージがあるのだけど、
この作品のレプリカントは、もっと人間寄りで、
血は出るし、割とすぐ死ぬし、人間との違いがほとんどない。
そうすると、人間の意味って何?とか考えちゃったりするんだよね。
特にジャレッド・レトの陰謀が実現すると、
よりその傾向が強くなるから、人間の存在意義がますますわからなくなる。
現実世界で、それが実現するのはほぼ不可能に近いかもしれないけど(笑)

あと、あの疑似恋愛ロボット?は進化したAVだと思った(笑)

前作観てないとわからないかというと、あんまりそうでもない気がする。
むしろ、この映画のために3つの前日譚みたいなのが作られたけど、
そっちを観ておいた方がよさそう。

ハリソン・フォードもだいぶ歳取ったな。
おじいちゃんに見えた。
孫になりたいわ。
マロソン・フォード。

『あゝ、荒野 後篇』

2017年11月14日 00時32分01秒 | 映画


よいおっぱいたちと、菅田将暉のオーガっぷりが炸裂した映画。

後篇は、菅田将暉がずっと殺してやりたいと思っていた山田裕貴との対戦、
そして、親友であるヤン・イクチュンとの死闘が目玉である。

ただ、完全にボクシングに寄っている分、
前篇と比べると人物背景の描写が薄くなった気もした(笑)

山田裕貴との戦いは、憎しみという強い動機があったから、
わかりやすいバトルシーンという感じだったけど、
ヤン・イクチュンとの戦いは全然違った。
彼が途中から、(おそらく)自分の存在の承認欲求が出てきたために、
菅田将暉との対戦を望み、
自らの存在意義を賭けて挑んできた戦いだったので、
なんかもう見ていて感極まって涙出た。

戦いにセックスにと、人間の本能を素直に、
小汚くも爽やかに描いていたこの映画、とても面白かった!

山田裕貴って髪短くなってたからわからなかったけど、
『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイブルーだったのね(笑)

『ザ・サークル』

2017年11月14日 00時27分44秒 | 映画


いやー、俺、あんなキモ会社で働けないわー(笑)

SNSによる完全なオープン化を目指す企業を舞台に、
エマ・ワトソンが「シーチェンジ」という
眼球ほどの小型カメラで自らのプライバシーをほぼ24時間晒し、
組織内での影響力を高めていく映画。

企業の雰囲気や開発するサービスこそ、
GoogleやApple感あるし、
会社の敷地内に映画館や野外音楽堂があるのはいいけど、
社員がきめえ(笑)

みんな「オープンこそ正義」「つながりこそ幸福」と信じ切っているから、
エマ・ワトソンが会社のイベントとかに参加していないと
「別に義務じゃないけど、みんなあなたのことが好きだし」とかぬかしたり、
SNSに投稿していないと
「みんなあなたのことが知りたいの」みたいなこと言って、
半ば強制的に投稿しなくちゃいけない雰囲気にするし、
クソここに極まれりみたいな人たち(笑)

人の心に土足で上がり込み、
自らの価値観を他人に押し付けてくる、、、
いや彼らからしたら
「押し付けてないよ?ただその方がメリットも多いし、何よりあなたが好きだから」
とか正論と感情論を合わせたダブルアタックしてきそうだけど、、、
そんなのに吐き気を感じた(笑)

個人のあらゆる情報を可視化しようとしていく過程で、
エマ・ワトソンに悲劇が起こったり、
会社の代表であるトム・ハンクスらの不義理があったりで面白かったし、
オープン性の是非みたいなことを考えさせる内容で、
今の時代に即しているからリアルな感じはするけど、
いかんせん、ラストがよくわからなかった。
結局、何がしたかったのか(笑)
会社潰すとか、「やっぱりプライバシー大事」とか、
そういうわかりやすい終わりだったらよかったのに(笑)

予告で感じたようなサスペンス感もゼロ(笑)

「SNS」や「監視」ってことで、
2008年の『イーグル・アイ』や
今年2月の『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』みたいかと思ったけど、
またちょっと違った。

ジョン・ボイエガがちょい役すぎて(笑)
もっと活躍させて欲しかったけど、
『スター・ウォーズ』や『パシフィック・リム』で忙しかったのかな(笑)

『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』

2017年11月14日 00時24分00秒 | 映画


初めて触れた、エウレカ自体に。
もはやアニメは映画にでもならないと、
なかなか見るきっかけがない(笑)

最初、いきなりド派手な戦闘シーンから始まり、
あとは時系列を行ったり来たり。
特徴的だと思ったのが、ト書きというかテロップ多すぎ(笑)
場面が変わるたびにテロップが出るのだけど、
文字量が多すぎて、読み切る前になくなる(笑)
組織名とかは漢字ばっかでまったく頭に入らない(笑)

シーンそのものは面白かったけど、全体的にはよくわからず。
まあテレビ版見ないとわからないかな。

今回の映画だけを観ると、
個人的にはエヴァに似ていると思った(笑)
レントンが碇シンジに、エウレカが綾波レイに、
サマー・オブ・ラブがサードインパクトに(笑)

あと、この作品に出てくる30代の男性、
チャールズやアドロックがめちゃくちゃおっさん(笑)
実際の30代はもっと若いぞ!(笑)