んー、泣けない(笑)
なんか惜しいって感じがした(笑)
涙まであと少し!的な(笑)
綾瀬はるかと本田翼と中尾明慶がいたから
『奥様は、取り扱い注意』を彷彿とさせる映画だった(笑)
王道といえば王道。
男か女のどちらかが病気とか、秘密があるとかって映画は、
53万%泣かせにくるから、
そのクライマックスまでに多くの楽しいシーンやケンカのシーンなど、
いろんな思い出を作る流れになると思うけど、
これもまさにその通り。
だから、綾瀬はるかと坂口健太郎のやり取りを観た上で、
泣けるかなと思ったのだけど、
今回は綾瀬はるかが映画の中から出て来たってことで、
そもそも人なのか亡霊なのかってその存在自体への疑問が拭えず、
何をしても「まあこの世界の人じゃないし、そうなるよね」
って思っちゃって、映画の世界にのめり込めなかったな。
まだ、綾瀬はるかがこっちの世界で死の危機に瀕し、
元の世界に戻らないと助からないが、
そうすると二度とこちらには戻れない、
っていう方が個人的には泣けたかもしれない(笑)
監督の武内英樹って方は、
『みにくいアヒルの子』や『ドク』、『神様、もう少しだけ』など、
俺が小さい頃に好きだったドラマの演出をしていたようで、
それらと比べると、今作はいまひとつだったかなあ。