Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

全然泣けない『今夜、ロマンス劇場で』

2018年02月10日 21時49分16秒 | 映画


んー、泣けない(笑)
なんか惜しいって感じがした(笑)
涙まであと少し!的な(笑)

綾瀬はるかと本田翼と中尾明慶がいたから
『奥様は、取り扱い注意』を彷彿とさせる映画だった(笑)

王道といえば王道。
男か女のどちらかが病気とか、秘密があるとかって映画は、
53万%泣かせにくるから、
そのクライマックスまでに多くの楽しいシーンやケンカのシーンなど、
いろんな思い出を作る流れになると思うけど、
これもまさにその通り。

だから、綾瀬はるかと坂口健太郎のやり取りを観た上で、
泣けるかなと思ったのだけど、
今回は綾瀬はるかが映画の中から出て来たってことで、
そもそも人なのか亡霊なのかってその存在自体への疑問が拭えず、
何をしても「まあこの世界の人じゃないし、そうなるよね」
って思っちゃって、映画の世界にのめり込めなかったな。

まだ、綾瀬はるかがこっちの世界で死の危機に瀕し、
元の世界に戻らないと助からないが、
そうすると二度とこちらには戻れない、
っていう方が個人的には泣けたかもしれない(笑)

監督の武内英樹って方は、
『みにくいアヒルの子』や『ドク』、『神様、もう少しだけ』など、
俺が小さい頃に好きだったドラマの演出をしていたようで、
それらと比べると、今作はいまひとつだったかなあ。

始まりと終わりの温度差が激しい『バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版』

2018年02月10日 21時43分26秒 | 映画


「午前十時の映画祭8」にて。
1987年の西ドイツ映画。

太ったおばちゃんの大きなおっぱいがちょいちょい見れるサービス映画(笑)
物語冒頭のカフェに集う人々のけだるい感じから、
終盤のハッピーな空気へと内容が大きく変わる独特な内容だった。

主人公のジャスミンが夫と喧嘩別れして、
成り行きで砂漠のカフェに居つき、
そこに集う人々との交流を通じて、
まわりにも変化が起こる話。

ただの宿泊客だったジャスミンが、
手荷物の中にあった手品セットで
いつの間にやらカフェの看板娘になってたけど、
別にそこの苦労や葛藤があるわけでもなく、
流れでそうなってしまうだけなので、
ある意味ゆるゆるした映画(笑)

当時、大ヒットしたらしいけど、そこまではわからなかったかな。
主題歌はどこかで聞いたことある気がする。

オリジナルを超えられなかった『マンハント』

2018年02月10日 01時32分57秒 | 映画


これはひどいリメイクだな(笑)
元は1976年の高倉健や原田芳雄が出ている
『君よ憤怒の河を渉れ』って映画なのだけど、
圧倒的にオリジナルの方がいい(笑)

まあオリジナルも着ぐるみ感満載の熊が出てきたり、
新宿を馬で駆け抜けたりと、
なかなかツッコミどころのある映画なのだけど、
それでもテンポがよく、
濡れ衣を晴らすために事件の真相を追う高倉健が渋い映画なんだ。

でもこれは、、、(笑)
ちょいちょいオリジナルの設定は入っているのだけど、
登場人物が多すぎるがゆえに、各キャラクターの扱いが薄くなり、
それぞれの行動根拠が乏しすぎた。
「なんでそんなことしてるんだっけ?」って
常に頭に「?」マークが浮かぶぐらい(笑)
それほど中身が薄いまま話がどんどん進んでいく(笑)

そんな内容だから、他にも変なところに目が行っちゃうんだよね。
「その弾絶対当たってるだろ!」とか。
「声と唇の動きが合ってない!」とか。
中国語で撮影したのかわからんけど、
日本人キャストの声と唇の動きが合ってるときと合ってないときがあった。
あと、中国人女優なのに、役名が日本人とか。
その人、日本語でもしゃべるのだけど、
声と口は合っているのに、何かアテレコ感あるとか(笑)

最大の謎は、本編終了後に、
監督と福山雅治の対談映像が流れること(笑)
むちゃくちゃ番宣感あって、
「むしろそれDVDとかの特典じゃないの?」って思った(笑)

『ミッション:インポッシブル2』や『レッドクリフ』の
ジョン・ウー監督だから期待したけど、残念(笑)

ただね、福山雅治は超絶かっこいいよ。
何食ったらそんなかっこよくなれんの、と。