Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

櫻井翔の見せ場がまったくない『ラプラスの魔女』

2018年05月12日 21時38分04秒 | 映画


原作は読んでないけど、なんだこれ(笑)
要は「メッチャ頭いい人の復讐劇」。

櫻井翔の存在感のなさ(笑)
もはや福士蒼汰と広瀬すずの“能力者”の前では
アッシーぐらいしか役に立たない。

“能力者”といっても、
体がゴムのように伸びたり、指の間から金属の爪が出たりとか、
そんなことはまったくなくて、ただ「メッチャ頭いい」だけ(笑)

巧みな殺人トリックもなく、
その能力で戦うわけでもなく、
何の面白みも感じられなかった。。。
特に前半の退屈さヤバい。

謎解きと思わずに、
仮にヒューマンドラマとして見ても、
トヨエツの思想とか理解不能だし、
どう捉えてもよくわからない映画だったな、個人的には。
これは暫定で今年ワースト3に入る(笑)

映画よりは、連続ドラマの方がよかったのでは。

ポーカーの怖さを知る『モリーズ・ゲーム』

2018年05月12日 21時33分12秒 | 映画


ポーカー怖いなと思う映画。

モーグルのオリンピック出場をかけた大会で
怪我をして選手生命を断たれたモリーズ・ブルームが、
違法ポーカーの運営に携わり、
FBIに捕まってから、判決が出るまでを描いた実話ベースのお話。

五輪並みのスポーツの実力があり、
親が鬼畜なぐらい厳しく、
それが主人公の人格に影響を与えているところが、
『アイ、トーニャ』と似ている。
やはり、家庭環境は大事だね(笑)
さらに、モリーズ・ブルームは大学も首席で卒業し、
ロースクールのスコアも高いという才女だから、
非の打ち所がない。

そんな彼女が人との出会いを通じて、
あれよあれよという間にポーカー運営に携わるようになるのだけど、
動く金が日本円にして億超えてて、
そんなのがひっそりとホテルの一室で行われているのがやべえ。

そして、そんな金額をひょいと個人で払える顧客が頭おかしいけど、
実際はレオナルド・ディカプリオやベン・アフレックなどの
ハリウッドスターやスポーツ選手が顧客リストに入っていたとか。

でもそんだけデカイ額が動くと、
どこからともなく怖い人もやってくるから、
金儲けと命の安全の関係が恐ろしいなと痛感した。

ただ、俺はポーカーのルールを全然知らないので、
ポーカーのシーンだけはよくわからなかったし、
同じようなことを帰りがけに言ってるお客さんもいたから、
ポーカーやったことある人はもう少し楽しめそう。
まあ、ポーカーの勝敗はあんまり重要じゃないんだけどね。
主人公はあくまでもオーナーで、自分は勝負しないから。

ちなみに、モリーズ・ブルームの弁護人役だったのが、
今絶賛公開中の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、
ビフレストの番人ヘイムダルを演じたイドリス・エルバだったから、
アベンジャーズの面々が他の映画でも活躍していて、
ファンとしてはうれしいです(笑)

監督のオナニー感満載の『オール・ザット・ジャズ』

2018年05月12日 21時26分24秒 | 映画


「午前十時の映画祭9」にて。
1979年のアメリカ映画『オール・ザット・ジャズ』。

下半身に正直な舞台演出家ジョー・ギデオンの、ぶっ飛んだ生涯を描く。
元はこの映画の監督ボブ・フォッシーの自伝的なものらしい。

狭心症で死期が迫っているにも関わらず、
働くし、ヤるし、タバコスパスパの、不健康そのものな生き方で、
入院した後もその生活は変わらず、
自分で自分を殺しにいってるようなものだけど、
ある意味そういう生き方ができる人には憧れる。

ただ、映画自体はアート的な感じで俺にはちょっとわからなかった。
現実世界と、ギデオンの頭の中の空想世界が入り乱れており、
「あれ誰?」って人がチラホラいて混乱する。
ラストのミュージカルは煌びやかではあったけど、
『グレイテスト・ショーマン』と比べると、全然惹かれない。

この映画を作ったボブ・フォッシー監督が好きなように作った感満載(笑)

終盤のアクションがハリウッドもびっくりな劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』

2018年05月12日 01時23分27秒 | 映画


人生初のコナン映画。
22年ぶりぐらいのコナンアニメ。
通称『ゼロシコ』。
なんかエロい。

興行収入ランキングで
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』より上位にいるから、
どれどれ。

確かに面白かったけど、アベンジャーズ超えるかと言われると、
ちょっとそれは(笑)
俺がマーベル好きというのを差し引いても、
そこまでいくかなあ、というのが個人的な感想。

日本のテレビドラマで刑事モノが面白いと感じるのと同じような感覚かな。
なんか、昔のアニメの方が面白かったような、、、?(笑)

いまいち“公安”と“協力者”という関係の強さにピンと来ず、
あんまり感情移入ができなかった。
終盤のハリウッドもびっくりの
何でもありなド派手なアクションには衝撃を受けたけど。

でも話自体はわかりやすかったし、テンポもよくて見やすいのは、
幅広い人に楽しめるようになってるなとは思った。
そして、安室透がクッソ人気だということを知った。
twitterとか見るとヤバイ(笑)

しかし、この20年で声優さんもちょこちょこ変わったな。

「お電話です」が秀逸な『太陽がいっぱい』

2018年05月12日 01時20分37秒 | 映画


「午前十時の映画祭9」にて。
1960年のフランスとイタリアの合作映画『太陽がいっぱい』。

タイトルからは想像できないほどの犯罪映画。
イタリアのきらびやかな風景と人間の心の黒い闇の対比がいい。
いつ真相がバレるんじゃないかとヒヤヒヤするのだけど、
なんといっても当時24歳のアラン・ドロンのクッッッッソハンサムさヤバい。
なんなの、神は何を与えたもうたの?
そりゃ“美男子”の代名詞にもなるわ。
誰も勝てない無双感。
(そんな彼でさえ三船敏郎をカッコイイと絶賛するのだから、
 改めて三船敏郎のすごさを知る)

とにかく、この映画、ラストの「お電話です」の終わりがマジで秀逸。
このあと起こるすべてをそこに託した感じ。
いやだって、「お電話です」だよ?
スマホ全盛期の今ならありえない演出。
個人にかかってこないからこそできること。

単品で見ると微妙だけど総じてよかった『デジモンアドベンチャー tri. 第6章「ぼくらの未来」』

2018年05月12日 01時12分51秒 | 映画


歌を聞いただけで涙が出るアニメはこれぐらいである。
なんだかんだで第6章は一番泣いたかも。

ついに終わってしまったtri.シリーズ。
当初はキャラデザがだいぶ不評だったし、
太一たち人間側は声優も一新だったけれど、
実際に見たらすごくよくて、
あの子供たちが成長したらまさにこんな感じだろうなと感動していた。

もともとデジモンとの出会いは、小6か中1の頃、
友達と池袋だったか吉祥寺だったかのデパートのおもちゃ売り場で、
ハガキを出せば(抽選で?)新しいたまごっちみたいなおもちゃがもらえるということで応募したら、
2人とも手に入ったというのが始まり。

そして1999年の3月から始まった『デジモンアドベンチャー』が好きで
(といっても『02』までしか見ていないのだが)、
今回20年ぶりに復活すると聞いて歓喜した。

正直、今回の第6章は、単品で見れば、
ラストにしてはテンポが悪く感じたし、
「エヴァの使徒感あるオルディネモンってなんだよ、なんでメイクーモンあんななるんだよ?」とか
「姫川さんは?」
「一条寺賢は?」
「謎の男は?」と、
いろいろ突っ込みどころ満載で、消化不良感満載なのだけど、
まだプロジェクトは続くみたいだから、期待はしておこう。
とはいえ、あの寂しさと悔しさが入り混じる芽心の心情は、
見終わった後になってじわじわ来てるけど。

でもこの全6章を通じて、再びデジモンたちに会えたのは嬉しかったし、
今は亡き和田光司さんの命懸けの『Butter-Fly〜tri.Version〜』、
進化シーンが一気に感動モードになる宮崎歩さんの『brave heart〜tri.Version〜』
が劇場で聴けたのは本当に幸せだと思いました。

だんだん(^ω^)