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Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

ちょっと地味だった『チア男子!!』

2019年05月12日 20時19分35秒 | 映画


2019年公開映画65本中35位。

シンクロやって、吹奏楽やって、新体操やって、チアダンスやったから、
そろそろかなと思ってたら映画化してました。
好きです、スポ根や現実には起こらない夢のようなチームワーク(笑)

中身はまるっと『ウォーターボーイズ』。
誰かが発起人となり、まわりに白い目で見られながら人を集め、
助っ人も現れ、ケンカもしながら仲良くなり、最後は大団円と。

ただ、今回はちょっと地味だったかな。
よくある中間発表での大失敗や、
練習試合での大敗によるチームとしての大きな挫折がないから、
最後もあんまり感動がなかったし、
人数も7人とこれまでの同ジャンルの映画と比べると少なく、
ちょっと寂しい。
むしろ戦隊感あった。
(確かに横浜流星と中尾暢樹は戦隊だし、瀬戸利樹は仮面ライダーw)
こういうのは人数多い方が映える。

そのうちドラマ化しそうだけど、
多分ドラマの方が尺が長い分面白くなりそうな気がする。

まさかの展開だった『轢き逃げ -最高の最悪な日-』

2019年05月12日 20時17分42秒 | 映画


2019年公開映画64本中34位。

轢き逃げをしてしまった2人の青年が罪の意識に苛まれる、、、
だけでは終わらない、意外な展開の映画。
前半まではタイトル通りの話なのだけど、
途中から方向性が変わって、ちょっとびっくり。

まさに「嫉妬」の感情が生み出した悲劇なんだけど、
作中でも言ってたように、
嫉妬に駆られてさらに高みを目指すのか、
嫉妬に取り憑かれて負の感情に押しつぶされるのか、
ってのは紙一重なのかもしれない。

そして、知らず知らずのうちに、何の悪気もなく、
ただ普通に暮らしているだけで、
誰かを傷つけてしまったら(今回でいうと嫉妬を与えてしまったら)、
その人に責はあるのかってのは考えさせる内容だなと思った。

水谷豊がその轢き逃げ事故で娘を亡くした父親役なのだけど、
一般人の割には刑事の真似事っぽいことするから、
そういう役好きなのかなと思った(今回、監督も脚本も水谷豊で、製作もテレ朝なのでw)

でも肝心の轢き逃げの瞬間が綺麗すぎた。
『ファイナル・デスティネーション』のようなシーンになるのかなと、
ビクビクしながら見ていたから(笑)
そういう意味ではエグい描写のまったくない映画でした。

A級サメ映画『JAWS/ジョーズ』

2019年05月12日 20時14分43秒 | 映画


『午前十時の映画祭10-FINAL』にて。
1975年のアメリカ映画『JAWS/ジョーズ』。

言わずと知れたサメのパニック映画。
小さい頃、父親にこのテーマ曲に合わせて、
手でがぶりとされ、キャッキャしていたことは記憶に新しい。
(まあ30年以上も前の話だけど)

ちゃんと見たのは初めてだけど、サメの怖さヤバい。
今ほどテクノロジーも発達していない時代に、
限られた手法でサメと戦うシーンが圧巻。
当時はCGもなく、サメもロボットなのに、とても生々しく、
食いちぎられる人間の泣き叫ぶ姿や、
飛び散る血肉がリアルですごく怖かった。

その怖さをより際立たせているのがあのテーマ曲なので、
ジョン・ウィリアムズの功績は凄まじいと感じる。
そもそもこの映画のせいで、
昔から現在に至るまで海で泳ぐのは好きじゃない。。。
来週、新島で1500m泳ぐ気が失せる。。。

今でこそサメの映画はB級感あるけれど、
それはこの映画のヒットにより、
動物が人を襲う映画が大量に作られて、
しかもそのほとんどが面白くなかったからだとか。

ロボットの故障や、
カメラに少しでも余計なものが映ると即取り直しなどで日数オーバーし、
予定の3倍以上の予算がかかって、
危うく頓挫するところだったらしいけど、
無事に公開されて、
当時28歳のスティーブン・スピルバーグの名を
世に知らしめることとなったのは感慨深い。