Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

片寄涼太よりも眞栄田郷敦の方がイケメンだった『午前0時、キスしに来てよ』

2019年12月07日 20時59分39秒 | 映画


2019年公開映画203本中190位。

一般JKの花澤日奈々(橋本環奈)が、
イケメン人気俳優の綾瀬楓(片寄涼太)と付き合うという
量産型高校生キラキラ青春純愛映画。

「またつまらぬものを観てしまった」
と石川五ェ門の声が聞こえてきそうな内容だったけど(笑)

とにかく、片寄涼太のファンなら
胸がキュンとするであろうシーンを詰め込んだ
「胸キュン缶詰」のような構成ではある(笑)

この歳になるともはやツッコミしかないのだけど、
出会いからクロージングまで、片寄涼太のセリフや仕草は、
自分に絶対の自信があり、かつ相手も絶対自分に好意があるとわかりきってないと
できないようなものばかりで、おじさんには眩しすぎます。。。

そもそも、超人気イケメン俳優が
たまたま撮影で訪れた学校にいたJKを好きになるかっていう(笑)

あとは、個人的に片寄涼太がかっこいいのかどうかわからないので、
いまいちピンと来なくて。。。

むしろ、眞栄田郷敦の方が好きだし、
彼の方が断然イケメンなことをしていて、
メッチャ高感度上がったわ。
敵に塩を送るようなことをして、すんげーいいやつ。

橋本環奈は自分で「ずんぐりむっくり」と自虐ネタかましてて笑った😂

しかし、、、来年はもうこの手のジャンル観るのやめようかな。。。
つまらない。。。
旬な若手俳優がわからなくなるけど(笑)

無駄に壮大なルパンだった『ルパン三世 THE FIRST』

2019年12月07日 20時44分01秒 | 映画


2019年公開映画202本中103位。

ルパン三世でした。
可もなく不可もないルパン三世でした。

ノリはアニメのままだけど、
設定は途中から『インディ・ジョーンズ』や
『天空の城ラピュタ』みたいな感じになってきて、
なんか壮大だなと(笑)
(ルパンに壮大さがいるかというと謎だけどw)

絶大な力を持つ古代兵器エクリプスを巡る冒険譚は、
ルパンと今回のヒロインであるレティシアの祖父の代から続くもので、
それが孫に受け継がれるという流れはロマンもあって個人的には好きでした。

まあ、ルパン好きな人なら観てもいいし、
そんなルパン興味なかったら観なくてもいい感じだけど(笑)

峰不二子のおっぱいがアニメよりも縮んだように感じたのは気のせいかな。。。

山崎貴監督は今年引っ張りだこだね。
『アルキメデスの大戦』と
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』に続いて3作目。

フルCG作品としては『ドラクエ』に続く2作目だったけど、
キャラクターの表情も豊かだし、
細かいところも作り込まれていて、
いずれ日本のドリームワークスになるんじゃないか感。

凄まじいダンスの連続『ウエスト・サイド物語』

2019年12月07日 20時33分50秒 | 映画


「午前十時の映画祭10-FINAL」にて。
1961年のアメリカ映画『ウエスト・サイド物語』。

トゥナ〜イ♪トゥナ〜イ♪
言わずもがなのミュージカル映画の名作。
ジェット団とシャーク団の対立。
そして、ジェット団創設者のトニーと、
シャーク団のボスであるベルナルドの妹マリアの恋。

そのシンプルなストーリーを引き立てるのが、
数々の名曲とダンスなんだけど、
この映画はとにかくダンスが凄まじい!

ミュージカル映画は数あれど、
普通の動きから喧嘩のシーンに至るまで、
ほとんどがダンスを基軸とした流れるような動きで、
観ているだけで楽しくなる映画だった。

今観るとトニーとマリアが恋に盲目的すぎやしないかと思うものの、
あれだけ振り切ってるのも逆に清々しいし、
最後の終わり方も誰が悪いということではなく、
「憎しみ」が諸悪の根源とする形もよかった!

しかし、当時27歳のジョージ・チャキリスが若いのなんのって。

そして、アメコミ映画好きには「お!」と思えるポイントが2つあった(笑)

劇中に「キャプテン・マーベル」(DCの方ね。つまりシャザム)
というセリフが出てくるのと、
『アントマン』に出てくるワゴン車のクラクションの音楽が、
この映画の中で口笛で吹かれていたところ(笑)

ちなみに、高校2年生のとき文化祭でやったんだよね(笑)
そのとき観て以来だから実に18年ぶりの鑑賞かー。

あのとき、クラスの誰もが優勝を確信したのだけど、
実際は2位で、誰もそれを信じられず、
全員がふてくされた態度という、
この前のラグビーのイングランド状態で批判された記憶が(笑)

冒頭のつかみからは想像できない感動作『ラスト・クリスマス』

2019年12月07日 00時17分43秒 | 映画


2019年公開映画201本中75位。

コッテコテのアメリカらしいラブコメかと思いきや!
そこらへんのサスペンス以上に絶対ネタバレ禁止の
ヒューマンドラマ寄りのラブストーリーだった!
冒頭のつかみと後半のまさかすぎる展開が最高!!

自分勝手でドビッチなひどい生活をしていたケイト(エミリア・クラーク)が、
偶然出会ったトム(ヘンリー・ゴールディング)に惹かれていくことで、
自らの行いを少しずつ改めていくという話。

これね、単なるクリスマスシーズンのラブストーリーで終わらないのがいいんだよ!

Wham!の“Last Christmas”に触発されて作られたっていう経緯があるから、
確かにクリスマスはクリスマスなんだ。

でも、その要素はたまたま付いていたって程度で、
映画としては人間誰しもが持つ悩みとそこからの脱却を表現していたから、
この映画はシーズン限定のものではなく、
より普遍的な作品として楽しめる気がした。

しかも、あの歌詞が映画の内容とリンクしていて感動的なんだよね。。。

ヒットソングをモチーフにした映画は日本でもあるけど、
個人的にはただ旬な若手俳優を使っているだけの微妙な作品が多い印象。

ところが、この映画は最初にカジュアルなラブコメだと思わせといて、
実は感動的なヒューマンラブストーリーになるっていうギャップがよかったのと、
歌の解釈が「そうきたか!」というやられた感が最大の面白いポイント。

特にトムのセリフが染みるんだよねー。
昔、とあることで特別扱いをされていて、
その後普通に戻ることが難しいと悩んでいるケイトに対して、
「“普通”という言葉は人の心を傷つけるだけ」となだめ、
「日々の小さな行いがその人の人格を形成していくんだ」
と諭すシーンが印象的だったな。
その言葉のおかげでケイトは少しずつ変わっていけたのだから。

まあ、あるあるな内容ではあるかもしれないけど、
個人的にはとても楽しめました。

こんな白人メインの映画の中に、
ものすごい存在感出してるヘンリー・ゴールディング好きだなー。
アジア人の誉れ!

それにしても、夏のTUBE、冬の広瀬香美は過去のものとなりつつあるけど、
クリスマスのWham!だけは生涯現役ですね。