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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

ロバート・デ・ニーロの役の幅の広さを痛感する『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』

2021年05月07日 18時22分25秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:49/82
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★★☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
コメディ
ホームドラマ
祖父と孫のケンカ
ホーム・アローン

【あらすじ】
妻を亡くしたエド(ロバート・デ・ニーロ)は、
彼の娘サリー(ユマ・サーマン)の家族と一緒に暮らすために
引っ越すことになる。

孫のピーター(オークス・フェグリー)は、
始めはおじいちゃんと暮らせることを喜んでいたものの、
自分は部屋を明け渡し、
屋根裏部屋で暮らすことを知って激怒。

ピーターはエドを追い出すために手紙を書き、
宣戦布告。
彼はおじいちゃんが部屋を明け渡すように、
あの手この手で攻撃をしかけるが、
あまりにも度を越したいたずらにエドも激怒。
悪友ジェリー(クリストファー・ウォーケン)の悪知恵を借り、
ピーターに報復を始める。

2人の部屋をかけた小さな戦争は、
やがてまわりを巻き込み大騒動へと発展していく。
果たして勝つのはエドか、ピーターか!?
決戦の火蓋が切って落とされる!!

【感想】
設定は面白かった!
突如同居することになった祖父と、
祖父に部屋を取られた孫の戦争。
というか、ただの家族喧嘩なんだけど。

舞台がほとんど自宅っていうのと、
相手を陥れるためのいたずらを仕掛けるっていうところに
『ホーム・アローン』っぽい雰囲気がある。

ちょっと下品なシーンもあって笑えるから、
ザ・ハリウッドなコメディが好きな人なら楽しめるでしょう!

ただ、個人的にはテンポがちょっと悪いかなって思ったんだよなー。
相手の仕掛けたいたずらにハマってから
次の仕掛けにハマるまでが少し長くて。。。
ここが『ホーム・アローン』のように、
ポンポン進んで行くともっと面白かった気がする。

でも、この映画で注目したいのは、
ロバート・デ・ニーロの役の幅の広さ。
この前、「午前十時の映画祭11」で
『アンタッチャブル』(1987)を観たから、
カポネを演じた彼の印象が強くて。
というより、ロバート・デ・ニーロって
昔は犯罪系の映画によく出てたんだよね。

かと思えば、『恋に落ちて』(1984)で、
メリル・ストリープとダブル不倫による純愛モノをやったり。

『マイ・インターン』(2015)で、
シニア・インターンとして働く老人もやったり。

それで今回は、
孫とガチバトルする大人気ない祖父の役だからね。
広すぎだろっていうw

なので、これまでとはまた一味違う
ロバート・デ・ニーロの役どころが見られるっていう意味では、
興味深い作品とも言える。
孫に振り回される彼の姿は、
ある意味平和でほっこりするから。

映画『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』オフィシャルサイト

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映画『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』オフィシャルサイト

 

イケオジが渋滞してる『ジェントルメン』

2021年05月07日 16時03分03秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:45/81
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★★☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
サスペンス
アクション
マフィア
大麻
イケオジ

【あらすじ】
ロンドンに緊急事態発生。
長年にわたる大麻の大量栽培/販売で財を成した
アメリカ人ミッキー(マシュー・マコノヒー)が、
ビジネスを売却し、
引退するというウワサに暗黒街に激震が走った。
その利権総額はなんと500億円。

目の色を変えた強欲なユダヤ人大富豪、
ゴシップ紙の編集長、
ゲスな私立探偵、
チャイニーズ&ロシアン・マフィア、
さらには下町のチーマーまでもが跡目争いに参戦。

一筋縄ではいかないジェントルメン=一流のワルたちによる
ダーティでスリリングな駆け引きが今始まる!

【感想】
こんなおじさんになりてえっていうぐらい、
おじさんたちがかっこよすぎる映画。
世の中のおじさん、
みんなこんなだったらいいのにってぐらい、
全員そこにいるだけで映えるという存在感。

似合あうにも程があるのよ。
ビールが、タバコが、ジャケットが、
オールバックが、そしてジャージが。

特に、ビシッと決めたジャケット姿のマシュー・マコノヒーと、
あんな派手なジャージで、
あそこまで渋くなれるコリン・ファレルが個人的にはツボだった。

何をどうしたらあんなかっこよくなれるのか。
何を食べたらイケオジになれるのか。
別にイケオジが好きなわけではないけれど、
あの落ち着き払った余裕のある態度の中に見える
冷酷な眼差しがたまらないね。
この雰囲気は『ゴッドファーザー』に近いものがあると思う。

ただ、ストーリー自体は人によって
少しわかりづらいと感じるかもしれない。
「黒幕は誰なのか」という先の読めない展開は楽しめるものの、
物語は時系列に沿って進むわけではなく、
回想および私立探偵のフレッチャー(ヒュー・グラント)の妄想が入り混じってくるから、ね。

とにかく、イケオジたちが最高にかっこよくて、
「おじさん」の概念が覆されるから、
その雰囲気だけでも一見の価値あり。

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