【基本情報】
製作年:2019年
製作国:日本
配給:アイエス・フィールド
【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:133/163
ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
映像:★★★☆☆
音楽:★★★☆☆
【あらすじ】
広島の老舗ストリップ劇場に閉館が迫っていた。
最後のステージを飾るストリッパーたちが劇場にやってくる。
社長の木下(加藤雅也)は過去の華やかな時代、
忘れていた遠い日の恋を思い出す。
劇場に残る人々の想い。
それらを背負い、最後の舞台の幕が上がる。
眩い光の中で木下が見たものとは。
【感想】
広島にある実在した「広島第一劇場」というストリップ劇場を舞台にした映画。
過去2回閉館するも、そのたびに復活していたので、
まわりからは「閉館詐欺」と言われていたそう(笑)
現在と過去を交互に映しながら進んでいく哀愁漂うノスタルジックな映画で、
加藤雅也の若い頃を犬養貴丈が演じている。
失恋した若き日の木下がバーで出会ったストリッパーのサラ(岡村いずみ)に興味を持ち、
ストリップ劇場に足を運んだところ、あの夢のような空間に心奪われ、
そこで働くようになるという始まり。
僕はストリップ劇場に行ったことはないけれど、
ストリッパーたちの鍛えられた体と柔らかな曲線美、
鮮やかな白い肌に、人間の体って美しいんだなと思えた。
ただ、閉館を前にして過去の思い出に浸る懐古厨な話ではあるから、
話も淡々としているし、ドラマチックな展開ではないかなー。
おじさんとか好きそう(いや、僕ももうおじさんと言えばおじさんだけどねw)。
ああいう、昭和ならではの雰囲気がどんどん失われていくのは寂しいね。
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