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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

総勢500人以上の群舞に圧倒される令和最大級のダンシング映画『イン・ザ・ハイツ』

2021年07月30日 23時00分10秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:49/151
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★☆☆
      映像:★★★★★
      音楽:★★★★★
映画館で観るべき:★★★★☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ミュージカル

ダンス
夢を追いかける若者

【あらすじ】
ニューヨークの“ワシントン・ハイツ”は、
いつも音楽が流れる、
実在する移民の街。
その街で育ったウスナビ(アンソニー・ラモス)、
ヴァネッサ(メリッサ・パレラ)、
ニーナ(レスリー・グレイス)、
ベニー(コーリー・ホーキンズ)は、
つまずきながらも自分の夢に踏み出そうとしていた。

ある時、街の住人たちに住む場所を追われる危機が訪れる。
これまでも様々な困難に見舞われてきた彼らは今回も立ち上がるが……。

突如起こった大停電の夜、
街の住人たち、
そしてウスナビたちの運命が大きく動き出す。

【感想】
メチャクチャ期待していただけに、
なかなかに注意が必要な映画だった(笑)

いや、歌と踊りはもう令和最大級だよ。
特に踊りがね、ハンパないのなんのって。
過去にもミュージカル映画はいくつか観たことあるけど、
これまでで一番人数が多くて、
画面内に映る全員が踊り狂ってるのよ。
奥の方にいる小さなモブでさえも。
しかも、性別・体型・年齢問わず、
いろんな人が一心不乱に激しいダンスを繰り広げている画は圧巻。

街中の大通りからプール、
ナイトクラブに至るまで、
様々な場所で繰り広げられる煌びやかな群舞は、
映画館で観るべき映像!

しかし、歌は好みが分かれるかもしれない。
日常会話のほとんどが歌になってるんだけど、
言葉にリズムがついただけのものが多いので、
いわゆる『グレイテスト・ショーマン』的な、
ちゃんとした歌を想定していると、
コレジャナイ感があるかも。
また、予告で流れている歌ももちろんあるんだけど、
本編で使われているものとは別なので、
ちょっと拍子抜けというか、
期待していたのと違ったなあとは思った。

あとストーリーとキャラがね、、、
ちょっと「あれれ……」って感じで。。。
夢見る若者が自分の進むべき道を見つけていく流れではあるんだけど、
歌とダンスにフォーカスしすぎていて、
苦難に立ち向かうとか、
敵対する誰かがいるとか、
そういうのはなく、
けっこう淡々と進んで行くんだよ。

だから、キャラクターに感情移入できなくて。
ただ日常生活にラップメインの歌と壮大な群舞があるだけなので、
それ自体はいいものの、
映画として観るとやや物足りないかなーって。
こんなに期待していたのに、
まさかちょっと退屈しちゃうとは思わなかった。。。

なので、最近のミュージカルだったら
『グレイテスト・ショーマン』や
『ザ・プロム』の方が断然面白いなと、
個人的には思いました。

これ、予告の作り方が本当にうまいよ。。。(笑)

映画『イン・ザ・ハイツ』| 絶賛上映中

映画『イン・ザ・ハイツ』| 絶賛上映中

 


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