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36年前も前のアニメーション作品なのに終始圧倒されっぱなしだった『風の谷のナウシカ』

2020年08月07日 00時36分34秒 | 映画


『風の谷のナウシカ』

【基本情報】
製作年:1984年
製作国:日本
⠀ 配給:東宝

【個人的順位】
旧作のため今年のランキング対象外。
⠀ ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
⠀ ⠀ ⠀ ⠀ 映像:★★★★★
⠀ ⠀ ⠀ ⠀ 音楽:★★★★★

【あらすじ】
1000年前の戦争によって文明は崩壊し、
世界は腐海と呼ばれる有毒な森に覆われていた。

風の谷に住むナウシカは村の住民から愛され、
虫とも心を通わせることのできる心優しい少女である。

ある晩、大国トルメキアの輸送機が風の谷に墜落したが、
そこには巨神兵の胚が積まれていた。
司令官であるクシャナは、
巨神兵で腐海を焼き払うことを目論んでいたのだが、
本国に持ち帰れないことを踏まえ、
風の谷で巨神兵を完成させることに決める。

しかし、その巨神兵はペジテから奪ったものであり、
ペジテはそれを奪還すべく、
風の谷に向けて王蟲の大群をけしかけて、
トルメキアを全滅させようと目論んでいた。

このままでは風の谷も滅んでしまう。
ナウシカは故郷を守るため、
ひとり王蟲の群れを止めようとするのだった。

【感想】
おいおい、マジか、マジなのか。
昔観たことあったけど、こんなに面白かったっけ?!
36年前の時点でこのクオリティって改めてすごいなって感じたよ。

世界は腐海と呼ばれる有毒な森に覆われているという
ジブリ作品の中でも、かなりディストピアな設定。

そこで描かれる自然と人間の関係性や、
大国トルメキアとの戦いは『もののけ姫』に
通ずるところがあるようにも感じる。

そして、情報量の多さw
風の谷に虫と話せる娘がいて、
大国トルメキアが攻め込んできて、
ペジテが王蟲の大群を仕掛けて、
それを撃退するために巨神兵出して、、、
そのめまぐるしい展開によって、
ずっと映画の中に引き込まれっぱなしになる。

さらに、あの映像!
36年も前なのに今観ても美しい自然や、
重厚感ある王蟲、気味悪い巨神兵、ユパとナウシカの剣さばきなど、
これ全部手描きとか信じられない。
あんなに長閑な風の谷とか行ってみたくなるもん。
風の谷に行くしか!

僕はこのRPGのような世界観が本当に好きで、
ジブリの中では『天空の城ラピュタ』に次いで、2番目に好きな作品。
もうオープンワールドのゲームにして欲しいぐらい。

小さい頃は王蟲や巨神兵に恐怖を感じていたけど、
今観たら、、、いや、やっぱり気持ち悪いなw
そもそも虫とかそんな好きじゃないのに、
あんな巨大化したものがウジャウジャいたら普通に泣くし、
巨神兵もロボットならまだしも、
人に近い形をした生命体だから、妙なグロさがある。
(まあ、後のエヴァンゲリオンだけどw)

キャラクターで言えば、やっぱりナウシカが一番印象に残るなー。
彼女ほど精神的にも肉体的にも強く、
さらにあらゆる生物を等しく包み込む
優しさを併せ持った少女ってのはなかなかいなくない?
(ちなみに、巨乳の設定らしいw)

声優さんも今思うと豪華でさ、
ナウシカの声を担当した島本須美は
『となりのトトロ』でお母さん役を、
アスベルの声を担当した松田洋治は
『もののけ姫』でアシタカを演じている。

さらに、『るろうに剣心』で明神弥彦の声をやってる冨永みーなや、
『ちびまる子ちゃん』でさくらももこの声をやってるTARAKO、
『デジモンアドベンチャー』でアグモンの声をやってる坂本千夏
も出ているのは個人的にとても感慨深い。

作画スタッフにはあの庵野秀明も名を連ねているしね。

原作漫画まだ読んでないから、早く読まねば。


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